「いきなり教室

なくなってたり

しませんか?凝視

 

 

そんな質問を頂くことも

ごくたまにあります。

 

 

不安が生まれるのも、

ごく当然のことだと思います。

 

 

というのも、

小5になるまで授業料を

無料にしているからです。

 

そんな料金設定で、

どうやって継続的に

安定した運営をできるのかと。

 

 

 

一般的な塾や

他業種のお店であれば

わざわざ財務状況を公開する

ようなことはしないですが、

 

このような特殊な形で

事業展開をしている以上、

 

与えてしまう不安を

取り除く責任を果たすのは

こちらの義務であります。

 

 

それらについて、

簡潔ではありますが、

ここでお伝え致します。

 

目録は以下の通りです。

 

 

(1)経営成績に関する説明

(2)財政状態に関する説明

(3)収益構造に関する説明

(4)事業等のリスク

(5)将来予測情報に関する説明

(6)終わりに
 

 

 

 

 

(1)経営成績に関する説明

 

2020年から開始された、

小学校での英語教科化や

大学入学共通テストへの移行など

 

教育制度改革への対応のために

カリキュラムの改訂を適宜行いました。

 

 

コロナ禍を契機に

オンライン授業へのニーズが

高まりましたが、

 

実施したクラスは

「高3受験クラス」

1クラスのみに限定し、

 

他の学年のクラスでは

実施していません。

 


感染拡大の影響で、学習塾として

難しい舵取りが要求される中、

 

安全と成績向上のバランスを

取りながら、成績向上と

志望校合格につながる質の高い

学習指導に注力いたしました。

 

その結果、各個人の成績は

HPに記載の通りで、

 

特に小学校5~6年生では

想定を上回る好成績を

収めることができました。

 

 

 

 

(2)財政状態に関する説明

 

 

営業活動による収入は、

前年同期と比較して

増加幅が大きくなりました。

これは生徒数の増加によるものです。

 

投資活動および、

財務活動はしておりません。

銀行等からの借り入れもありません。

 

 

 

結果として、

運営資金の枯渇を理由として

廃業になる見込みは全くありません。

 

 

現在の財政状況は健全で、

黒字を推移しています。

 

 

負債もなく、収入は常に

支出を上回っています。

 

 

以前、開校後数年間は

ずっと赤字だったので、

 

毎月かなりの金額を

私の個人的な支出で

埋め合わせていました。

 

 

そんな苦しい期間も

ありましたが、

 

今となっては、

私一人だけでは

手が回らない程の

需要を頂いています

 

 

その結果として、

実際に他の先生方を

4人雇用するという

段階に達するまでに

なりました。

 

 

この点は本当に

有り難い限りで、

改めて感謝致します。

 

 

本当にありがとうございます。

 

 

 

 (3)収益構造に関する説明

 

収益構造は

至ってシンプルです。

 

 

小5までは

授業料無料で

収入がないので、

 

5年生までの授業料は

中学生、高校生の授業料

から、まかなわれている

という構造になっています。

 

 

ここ数年では、

中高生の生徒数が

増えてきた影響で

 

少しずつですが

収入も増え黒字幅も

大きくなってきました。

 

 

現在の中高生の生徒数は

30名を超え、1人あたり

平均で2~3科目を

履修して頂いております。

 

 

複数人が同時に履修を

中止した場合でも、

 

それがただちに

財政に影響を与える

ものではありません。

 

 

(4)事業等のリスク

 

 

2022年度に入ってからも、

引き続き生徒数は好調に推移し、

新規問合せ者数も前年同時期を

上回る状況が続いております。

 


現在も、

新型コロナウイルス変異株による

感染再拡大が懸念される中、

 

行政の指導があれば

全クラス休校措置にする

可能性があります。

 

 

今後の社会情勢の変化を

注視しながら

適時適切な対応に努め、

 

学習指導の継続と

受験生のサポートに

全力で取り組んでまいります。

 

 

 

(5)将来予測情報に関する説明

 

 

月末に家賃を

はじめとする

店舗運営費諸々を

支払うと、

 

手元に残る

利益剰余金は

ごくわずかです。

 

 

儲けと呼べるほどの

金額にはなりません。

 

 

本当は学習環境を

もっと良くするために、

大胆な設備投資を

行いたいのですが、

 

それを実行すれば、

資金繰りが悪化する

リスクは高まり、

 

信用力の低下を招く

可能性も生みかねません。

 

 

したがって、

今後起こり得る

あらゆるリスクに

対応するために

 

余剰資金を

積み立てることにより、

 

 

強固な財務体質を

構築することが

目下の事業的課題

であると認識しています。

 

 

 

教室のリノベーション、 

ビル外の電光設備や

壁面の改修など、

 

したいことは

山積みです。

 

 

資金が潤いを

見せたころには、

必ず実現させます。

 

 

 

(6)終わりに

 

 

長い文章になりましたが、

ここまでご覧いただき

ありがとうございました。

 

 

 

うちに通ってくれている

生徒をはじめとして、

 

それを許しサポートして

くださるお父様お母様、

 

一緒に良い教育を提供しようと

汗をかいてくれる従業員、

 

強いては、

立地上関わりのある

コミュニティー全体に

貢献、還元できるよう、

 

まだまだ

スモールビジネスの存在

ではありますが、

 

大手にはできない様なことを

着実に取り組んでいきたいと

いう意気込みであります。

 

 

宜しくお願いします。

 

執筆者:代表板垣