身近な人が突然亡くなってびっくりしています。事故というのは本当に思いもよらぬタイミングで、本人もそうでしょうが、周りも心が動けずに時が止まったままの様な感覚。
死ぬという事、今置かれた世界から去る事は本当に恐ろしい。幸せな事から離れる事は勿論やけど、くだらない事もくそったれと思う事も、メモリーカードの初期化の様に全てが消えて自分が死んだ事も分からないとしたら、本当に恐い。
叶うなら、今この瞬間をセーブしていつでも戻ってこれる様にしたい。そう思える程、まだ生きたいと思う証なんですかね。
辛い事も、この時にしかこの自分にしか経験できないと捉えなきゃと思う。ただ、今生きている間に出来る事はもっと沢山あると感じる事もある。見たり聞いたり経験したり、死ぬまでにどれ位の事を出来るのか。その尺度や指標も設けるのはその人自身。
何でもないありふれた日常でも、この日々は他の誰かと交換できないけど、他の誰かにとっての日常に憧れる事もあるし、そこに対して悪あがきする事も決して間違いばかりじゃないのかなと思いました。
ご冥福をお祈り致します。
