10-4



春風 桜は自分の置かれた状況が



いまだによく把握できていない。



家庭内で立場が悪くなってきた中で


身近な学校の事なかれな教頭に言いはぐられ



頼りにしていた予備校の失礼な講師にも面倒はみれない!



とはっきり言われた。




しかし予備校の清掃員らしき男が(何者なのかしらないが)



東大へ行くのに協力してくれる!と言ってくれた。



そのかわりなにやらほかの受験生と対決をしなければ



ならないことになった、ようだ。



さらに、なにやら知らない眼鏡の奥に小さな目を



携えた男性が、


つづく