11月初旬、三宅島錆ヶ浜港に降り立つ、目指すは今崎海岸の地磯「温泉下」、民宿「夕景」HPの地磯案内で取り上げてる地磯は踏破してみようとの思いから選択。向かう途中錆ヶ浜のハナレ地磯の際高とサラシが魅力的に感じたため寄り道、歩行での渡礁を試みるがブーツでは波で浸水しタックルかついで登るには岩が大きく、また苔でツルツルなため渡礁を断念、予定通り今崎海岸へと向かった。「ふるさとの湯」を通り過ぎ「めがね岩」まで行かずに海側へと磯道を入る。10分の溶岩格闘で地磯先端へ、寄り道したので「温泉下」到着時刻は7:00、真っ直ぐ来れば徒歩20分+磯道10分の場所である。下を見ると高さ10m位あると思われる、私の玉網では届かない。しかし釣り場足元溶岩の起伏がきつくないこと、広範囲に竿を振れることから本日の釣り座と決める。

ポイント「温泉下」かなり高い、三本岳が見える

 毎度のことだが今日も風は強い、潮の流れは速く白波が立ちサラシが出ている。早速仕掛けを投入してみるとすぐにウキに反応、子メジナの来襲、コマセを撒くと上から魚が集まって来るのが見える、尺位の魚も寄るのが見える。手のひら子メジナはその場で海に戻す。コマセを撒かなくても仕掛け投入10秒後にはウキがツンツンしだし1分後には雑魚が釣れてるかエサが無くなっている、活性の高さが感じられる、釣れた魚は磯高10mでは私の玉網届かないので全てごぼう抜き。しかし目的の尺オーバーを釣りたいが雑魚とのお遊びでお手上げである。場所移動も考えなくはないが、沖磯に渦巻くサラシと白波を見ていると次は念願の大物が釣れるのではないか期待してしまい移動を決断出来ない、気が付くと11:00、復路の出港は13:45なので島の地理と釣り場見識を広めるためにこの時場所移動出竿していればよかったと復路乗船後に思う。

​​​​​今日のお相手、子メジナは全てリリース珍しくフグはかからなかった。

 三宅島、伊豆大島主要ポイント踏破を今後主要釣行としていく予定で今日はその第一弾、民宿「夕景」のHPで紹介の地磯ポイントは18か所ある、他県他所も行きつつなので2年位で踏破目標、周囲からの誘惑を断りながら来島入磯の時間を作っていきたい。