今朝のLINE NEWSにて、気になる記事が目にとまりました。それはタイトルの通り、若者が〇〇から離れているというもので、10代から70代の男女別にアンケートを実施した模様。結果は、1位が車離れ、次いで新聞離れ、読書離れ、結婚離れとなり、車離れについては33%の回答率を得ている。他にもテレビ離れ、タバコ離れ、お酒離れなどが挙がったようだが、それらの原因としてインターネット・スマホの発達と考えている人が約26%もいる。
 たしかにその原因はあるでしょう。テレビ、新聞、読書については代用が効くようになった。しかし1位の車離れ、これとインターネットの普及との関係が見出せるでしょうか。また結婚についても同様、私はこれらの背景には「お金の若者離れ」が表面化していると考えます。私は19歳で世間では若者と呼ばれる年代ですが、実際周りでは車を持っている人、又免許を持っている人とそうでない人に差があります。それは高校卒業後、就職をした人や、進学してもある程度金銭的に余裕のある人は上記に該当している傾向にあります。しかしそのような人達は一握り、ほとんどは「お金がない」と言います。これは昔も変わらないのかもしれませんが、結婚についても、家族ができた時に養えるだけの稼ぎがあるかどうか、特に現代は不安ですよね。
 一概に若者が日本の文化や風潮から遠ざかっているという考えは誤りで、その背景にある経済的不安に着目してみました。もっとも、アベノミクスの下、有効求人倍率の上昇などが見られる今日、お金の若者離れに歯止めがかかることを期待しています。