見てしまった。
みんな面白いことを言っていたし、最後の方の
「未来を作るTL」の話とか
「未来は予想せずに自分で作る」(引用)とか
噂のLivescribeとか
「大人になったら買えます」(笑)とか
もうツボだらけ。
さらにはVJ話になって、発言拾ってもらえた。
なんか嬉しかった。

こうなると、自分で何が出来るかということを
考えないといけない。待っていてはいけない。
月をまたいでしまった。
後から読むことを考えて、4月バカは、やらない。

続き

ゲスト登場で、まずダンス(パントマイム)パフォーマンスの
gypsy(ちなみに最近この単語は誤解を招くということで
ヨーロッパあたりだと使われなくなってきている)。
完成度の高いパフォーマンスに、魅了された。

さらにゲスト滝口ミラの一人コント。スナックのママを
演じきってみせた。実はちゃんと見るのは初めてだったが
なかなかの芸達者で感心した。最後まで姿勢が崩れないというのは
重要なポイント。

「デス・ペーパーズ」。死に関するややもすればありがちな
ファンタジーだが、真凛も琴海、門田典子のデスペーパーズも、
勢いというか、のって演じている感じがあってよかった。途中の
「練習の時より」はアドリブだとしたらすごいことだと思う。
真凛という女の子は今年に入ってきちんと認識したのだが、
結構本を読んでいるようだし、実は演技をするばかりではなくて
脚本を書いてもいいのかもしれないとなんとなく思っている。先日の
下北FMでのシチュエーション設定もディテールが表現されていて
よかった。

「化粧をしない女」。こういうシチュエーションが成立するのは
今だからこそなのかもしれない。二人とも良かったものの、
春香クリスティーンの役より、三田寺理紗の役のほうがずっと
難しいだろうと思う。最後の部分は単純に吹っ切れたと解釈するより
現状を受け入れる形での決着と思うのが、私は正しいような気がする。

「過去からの珍客」。タイムトラベル物としては、小説だと過去から
というシチュエーションは少数派のような気がするが、舞台だと小道具
などで演じやすい事もあって多いのかもしれない。もっとも、発明した
タイムマシンはどうなったのか、などはたいてい放ったらかしなので、
あとから考えると納得できなくなるところも多い。その点は未来から
来て未来に返した方が楽である。倉益、巴ともに2役目だったが、
どちらもこなすだけのキャパシティがあるということだろう。実際
うまかったと思う。

「自分たちに贈ることば」。旗揚げ公演で卒業式的なことをするのは
考え方がおもしろい。もっとも「SCHOOL DAYS」という題からすれば
当然だったのかもしれない。いくつか笑える紹介があって良かった。

エンディングはやっぱりビデオでわりとさっぱりしたものだった。
いわゆるカーテンコールはこれではできないだろう。

帰りに出演者が見送ってくれたのだけれど、私はまだ覚えきれて
いなかったこともあり、特に声はかけなかった。でも面白かったとか
楽しめたということはきちんと伝えるべきだったとは思う。
物販でカレンダーを売っていて、お手頃だったので、1部だけ購入。
複数だと割引きだったようだが、そんなにたくさん使うものでもない
だろう。もっとも家に帰って中を見たらはがきになるタイプだった
ので、それならそういってくれた方が買う方もいいのではないだろうか。
ただし、なんと休日の記述がないという実用性のなさ。もう少し手を
加えてもバチは当たらないだろう。

帰りはなんとなくブラブラと新宿まで歩いて帰ったのだった。
カメラが入っていたので、この旗揚げ公演、発売するのかもしれない。
出たときには考えることにしよう。今後の活動も楽しみにしている。
旗揚げ公演見てきた。
で、結論から先にいうと、2000円なら安かった。

笹塚ファクトリーは確かに笹塚駅徒歩0分だったが、このような
昼日中にやるのは学生さん目当てなのだろうか?
社会人は難しいだろう。とりあえずほぼ満席(実は私の隣は
空いていた)だったからこの時間でも良かったのだろうし、私は
今回なんとか都合をつけることができたが、次回同じ時間なら
行けるかどうか不明。

ホリプロというと安崎求さんとかミュージカル関連の人も多く
所属しているので、こういう舞台系の育成というのは、当然の
ことなのだろう。

以下、もしかすると再演される演目もあるかもしれないので
あらすじネタバレに注意しながら感想。

オープニングはビデオ。テレビ番組のキャスト紹介のよう。
個々のキャラクター紹介を兼ねての演出なのだろうけれど、
もう少しわかりやすい方がいいかもしれない。ちなみに
撮影場所は知られている場所で、すぐわかった私はやっぱり
危ない人(笑)。

続いてテーマ曲。皆、元気に声が出ていて、若さを感じる。
自己紹介をここでやるのなら、オープニングのVなくても
いいのではないかとも思ったが、時間の関係ということも
あるのだろう。ここから劇。暗転中舞台をスクリーンで隠し、
音楽(「ライオンは寝ている」だったかな)に続いて
題名の投影、劇の開始、というフォーマット。

「地球滅亡の日」。トップに持ってきたのは「SCHOOL DAYS」と
いう題に合わせるためだろう。脚本の言いたいこと、やりたい
ことは分からないでもないが、もうちょっとひねりが欲しかった。
真凛がこういうひねた感じの役をするとは思っていなかったので
多少驚いたが、他の二人(替地桃子、倉益悠希)とともに
キャラクタの表現はいい感じ。

「かわいすぎる植木職人」。脚本の植木職人という着眼点がよく、
まとまっていたし、はじめの投影がちゃんと物語の背景説明
であるという演出もいい。また、茜音も悪くなかったが、
なんといっても森本望美がよかった。舞台の演技としても
そうだが、なんというか、人を納得させるものがあったと思う。
今回の中で再演を希望する演目の一つ。

「ロボット」。申し訳ない、すぐに大体の筋が見えてしまった
ために、個人の演技に集中して見ていた。尾島知佳と巴奎依
(今、「と萌え系」と変換されてつい笑ってしまった)の
コンビネーションがうまく、さすがに某オーディションを
(ある程度)勝ち抜いただけのことはあると思った。特に
巴は最年少だが、先日の下北FMでの演技といい、これからも
楽しみである。春香クリスティーンは多分、ここではある意味
型にはまった演技を要求されたのではないかと思うので、
緊張感がいい方向に作用していたのではないか。余談だが、
最初、題名を見てつい榊原郁恵の曲を思い出した。

「テナントの女」。状況設定と裏にあるものはいいのだけれど
脚本としてなのか演出としてなのか何か欠けている気がした。
途中の「つ」のあたりのくだりは面白かったので余計にそう感じた
のかもしれない。役者は頑張っていたが、bomiの日本語の発音は
さらに頑張れると思う。翼はリーダーとして熱の入った演技の
ように感じた。ただ、最後のところは、明らかに向こうに観客の
視線が行っている状態からなのだから、もう少し説得力が欲しかった。
山田美緒のツッコミ役はかなり似合っていたが彼女の地なのだろうか。

とここまで書いたところで、長くなったので以下続く。