未知目まぐるしく過ぎゆく時の流れに取り残されて、気が付いたら6月だった。忙しい。ただただ忙しかった。さて、そんな忙しい日々を過ごす中で心も疲れたのか、帰り道を間違えるというミスを犯した私。全く知らない道を歩いていたのに、暫く間違えている事に気が付かなかった。未知の道に、もしかして異世界に飛ばされた?なんて一瞬脳裏をよぎったが、すぐに冷静になって踵を返す。そんな水曜日の夜。