「カツ丼」…丼料理の一種で、丼に盛ったご飯の上に、味を付けたカツレツを乗せた日本料理。
最も一般的なカツ丼は、豚カツを出汁と砂糖と醤油で鶏卵とじにした具を乗せたものである。
刑事ドラマの取調室でもお馴染みだ。
テレビで料理番組なんかを観ていると、そのまま食べれば美味しそうなサックサクのトンカツをわざわざ出汁で煮込んで卵でとじている。
新潟人の私にとっては、トンカツのサクサク感をわざわざ煮込んで台無しにしてしまうんだろうと思ってしまう。
確かに卵でとじるカツ丼もうまい。
しかし、わざわざサクサク感を損ねなくとも、その味は親子丼でも代用できるような気がしてしまう。
私が何故そこまで言うかというと、新潟では、「醤油だれのカツ丼」が基本なのだ。
トンカツを醤油ベースのタレにさっと潜らせて、そのまま丼飯の上に乗せる。
鶏卵やキャベツも使わない天丼チックなシンプルな丼。
新潟県外在住者にはカツの見た目からソースカツ丼と誤解されることもあるかもしれない。
しかし、ソースカツ丼とは全くの別物である。
このカツ丼では、トンカツのサクサクの食感と肉の旨み、店主のカツにかけるこだわりを存分に味わうことが出来る。
「シンプル イズ ベスト」
まさにその言葉がしっくりくる。
是非、新潟に来たときはこの味を味わっていただきたい。