若いことはすばらしい。それだけで美しいから。

20代前半、若さだけを武器にして女っ毛を振りまいていた私は、歳をとって行く事を残念に思う。

若い頃(20代前半)の私は、20代後半、または30代のどんなに頭が良くて美人がいても

「所詮、ババアにはムリ」

と何事も外見の美しさでは負けないというくらいの自信が合ったように思う。

でもそれは考えてみたら、美しさで勝っていたのではなく、何が勝ってるかってただ単に「年齢」「若さ」という絶対に逆転できっこない事だけの当然の自信だったのだろう。


今現在は、美容室に行くたびに感じる、少しづつ明らかに変化している輪郭やら、目じりやら口元・・・そして身体に、あの時の私がババア呼ばわれしていた歳を感じる。

今の私が周りから見てどんなに魅力的でも、憧れだとしても、歳相当の美しさがあったとしても・・・・・

やっぱり外見に関しては「若さ」に勝るものは無い。と思ってしまう。
それくらいあの頃の自分は若さだけをただ単に武器にしていたことが明らかに分かる。




私程度の「いたって普通」のレベルでもこうやって感じること。



若くって美しい人を見ると・・・・・


(いつかきっと自分の美の衰えに悩むんだろうな・・・
今はもっともっとたくさん外見にお金かけるんだ!もっともっと綺麗になれ!
いつかきっと自分の外見の美の衰えに悩むんだろうから・・・今のうちだ!)

なーんて思う。



それは美しければ美しいほど、その悩み度数は高いのだろうと思う。




歳をとればとるほど、表の美しさは内面から出ると言う。確かにその通りだと思う。

20代のような「若さ」という武器がない今、内面を磨かないともう何もついてこないのだろう。

であれば今は内面を磨きに磨いてそれを表に出すことが出来るのかもしれない。

歳相当、というのは大切で、若作りしてもそれはあまり美しいと言えないのだろう。

これからは私の世代にだけ出来る楽しみを身に付けて美しくなれたらいい。な^^