『時間』

時間は敵だ
ときが経てば傷はいやされる
せっかくつけてもらった
傷なのに



小説で人気の江国 香織さんの詩集。彼女の詩集は珍しいかも。


この詩集がまるで私が書いたみたい・・・・だったようです
確かに読んでみると、似ています。

この詩を読んでも分かるように普通は時間が忘れさせてくれる、時間に感謝すべきもの、と捉えるところを
逆に書いているもの。

私はこういうひねくれものなんだろな。

でもこの詩集が今でも好き。

私の芯を理解してくれていた好きだった人からもらったものをふと読んだりしてみたのでした。






江國 香織
すみれの花の砂糖づけ