ある女性の話。
アルバイトから正社員までいろいろな雇用形態で働いた。
100%の確率で、彼女が働いた企業は不運をたどる。
一年以上働いた企業にかぎるが、TOBで子会社化になって上場廃止になったり、法改正に伴い収益性が悪化して売却したり、経営が傾き所有不動産などを差し押さえられたり・・・。
退職するときは、
業績が悪いということは全くなかったらしい。
退職数年後に、バタバタと倒れていったのだ。
履歴書を書くたびに
もといた会社がないことに気づくのは淋しいものだ。
彼女は運が良いのだ。
不運をすり抜けて、生きているのだ。
宝くじを 『預かっておいて。』 と、よく言われるらしい。
周りの人から、『〇〇さんが持ってると、当りそうな気がする』と。
しかし、嫌いな人から預かったときは念じないらしい。
今回は『当ったら半分あげる』と言われ、預かっているということ。
話は戻るが。
その彼女が退職した。
辞めた企業は大手ではなく、中小企業である。
五年後も、その企業は存続しているか。
見守っていきたい。