ハリウッドで、ゴールデングローブ賞の授賞式が行われ、出席した女優らは黒のドレスを着て、セクハラに抗議の意思を示した。
いろんなコメントで、
出席した女優全員がセクハラを受けたのか
受けたのなら何故その時に言わなかったのか
などと、本当に理解していない人のコメントが多々ある。
セクハラを受け、その場で加害者を非難した場合、女優とOLでは結果が違うという事もあるかもしれない。
しかし、
最悪の結果はどちらも同じ。
女優はドラマ、映画で出演不可能(事実上クビ)。
OLは退職に追いやられるのだ。
痴漢に遭った時も同じ。
なぜ大声を出さないのか、という人。
驚き、恐怖、恥ずかしい、といろんな感情が湧き出て
声が出ないのだ。
女優を続けたければ、セクハラ被害を言わない。
OLは仕事を続けたければ、セクハラ被害を訴えないのだ。
信頼関係もなく、一方的な感情で
行われるセクハラ。
権力者の立場であることを利用し、それに付け込んで、
今もセクハラ行為を続ける人間を
一掃する時期である。
今年も
セクハラ、パワハラのニュースは
後を絶たない。