知人の話。
知人は、とても愛想のいい女性である。
と言っても“9:00~17:00”の間の営業スマイルである。
女性軽視ではないが、
お給金が発生している以上は、それ相応の仕事をしなければいけないのは当然だが、女性はそれに加えて“愛想”というのも付けなければいけない。
強制されたことはないようだが、長くOLをやっているといろいろ察するようである。
職場で、上司、同僚などに笑顔で対応する。
もちろん仕事と割り切っての笑顔である。“受け答え”と“笑顔”はセットなのだそう。
厄介なのが、その営業スマイルを“特別なモノ”と受け取る男性がいること。
モテる男性は笑顔で対応するOLをみて“愛想のいい人”と思うだけ。でもモテない男性や、日頃から女性と話す機会が少ない男性は勘違いするのだそう。
『僕に、好意がある』と。
セクハラの弁明で、
『同意の上だった。』という言葉をよく聞くが、そもそもこれが勘違いなのだ。
笑顔で対応されるたら、“自分に好意をもっている”という考えは
いい加減やめた方がいい。女性は、その自分(上司)の人間性に惹かれ、上司として尊敬し、笑顔でいるのではないのだ。
僅かだが、尊敬できる上司もいるとは思うが。
笑顔での対応とは、
社会人としての、行動・作法であり、
ただの礼儀である。
その礼儀を勘違いしている上司に限って、セクハラを訴えられるのである。
2018年は、
勘違い上司のセクハラ事件が報道されないように願う。