尾崎右宗『漢気って』

包容力

芯の太さ

ユーモア

これ、熱い漢の心意気😆👍

気骨ある明治の男、団琢磨。

名を残す人物を演じた実感でした。

「自分を治め得ぬ人は、人を治めることはできない」とは三井財閥総帥・団琢磨氏の言葉。なんとも自分に厳しい…とはいえ、ご子孫のお話では茶目っ気たっぷりだったとも。

でなけりゃ、人はついていかないなと納得するエピソードの数々。共に笑い、共に泣き、共に活きるが心情の人情派でした。

激動の時代、時世を動かす彼の原動力は「思いやり」だった気がします。稽古で団さんを感じるたび、その魅力に打たれていました。

近づきたいと思う気持ちは

人としての器を育む挑戦に。

仕事だけでなく能や謡、お茶も嗜み、教養も忘れない。時間の使い方もセンス抜群で。物語という虚構ではありますが、団さんと向き合い、居場所（表現）を探す作業は豊かな時間でしたw

和泉元彌さん振り付けの謡と舞は財産。これまた贅沢なひと時に。

DVD「振り返れば、道」が届き、

しばし浸っています。

舞台「振り返れば、道」

２年ぶりの舞台(^^)

刺激的な時間でしたぁ

明治から昭和、近代化が進む日本。三井財閥を支えた熱いふたりの物語。スピード感ある展開に、能の舞や謡もありやること満載。アイディアを出し合いながらの作品作り、激動の時代を駆けぬけた団琢磨氏の気骨を体感。

高棟役の芦田さん、宗竺役の横澤さんとのシーンはひとつひとつ濃密。ダイナミックな流れを繊細に紡いでいく時が楽しみでした。そして和泉元彌さんにご指導いただいた能や謡はとても貴重な体験となりました。

団さんのご子孫の方々にも観ていただき、光栄なお言葉をかけていただいたことは本当に嬉しかったです。出逢いに心から感謝します(^^)

お越しいただいた皆さま、ご声援くださいました方々、本当にありがとうございましたm(_ _)m

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