まだまだ
3月末のオーディション、そして結果発表。
どうしても、どうしても、ご一緒したかった原田眞人監督。吉報には込み上げました。
まだ続けて良いかなと…
役者は主観と客観です。
やる気はもちろんですが求められなきゃ始まらない。努力と感性を磨きつづける気力にはタフさが必要です。
8月23日遂にクランクイン、
同志との熱い3ヶ月が始まった。
撮影の日々は、毎回オーディションかのように新鮮で、監督の怒号も糧になり、OKが掛かれば自分という存在を知れた日々。
とにかく時間があまりに貴重で (≧∀≦)。
僕のシーンは7人チームでいることが多いのですが、監督は常にアドリブを要求してくれました。作品や役柄に即した即興と台詞を。
ワクワクしました!
時間があれば出演者で集まり、台詞を考え、個々のキャラクターを考え、チームの空気を思い、何が効果的で面白いかを巡らしていました。この時間がどれほど豊かで創造的だったか。
役作りの根となり、即興にあるカジュアルさは相手への伝える思いを意識させ、演技とリアリティの接点を認識させてくれました。
これこそ芝居の突破口であり、永い疑問にすら溜飲が下がりました。監督の個々を見つめた導きに感動し仲間との真摯な模索に感謝ばかり。
すっかり熱くなりました(笑)
東軍は、七人党の浅野幸長として天下分け目の合戦へ参戦。関ヶ原の戦における七人党は、合戦の口火ともいえる存在。豊臣政権下で石田三成ら文治派と対立し、朝鮮出兵を機に、武断派である七人党の怒りは最高潮へ。
秀吉の死後、彼らの内紛を利用し七人の将を懐柔したのが徳川家康。対立の構造は整っていき…歴史のうねりの中、七将の息吹も感じていただけたら!
名匠原田眞人監督が描く、壮大なスケール、愛と野望の激突をぜひ体感ください!
映画「関ヶ原」