『6年前、大阪市鶴見区の特別養護老人ホーム(和悦会)で起きた虐待事件。』


 入所していた高齢の障害のある男性が、家族に職員の対応への不安を訴えたので、家族がICレコーダーをベッドの下に設置していて発覚したものです。

大阪地裁は法人側に60万円の支払いを命じましたが、決め手となったのはICレコーダーです。

 喉に障害のある76歳の男性に対して、この施設のヘルパーは無理やり薬を飲ませた上、パジャマを破ったり、殴ったりしたのです。

虐待を受け続けていた高齢男性の家族は、「こうした虐待は日頃からあると痛感したし、全国の社会的弱者が泣き寝入りしている」と言っています。

その通りです。発覚したのは、氷山の一角です。



 (ヘルパー)「なんやねん。お前が自分がこぼしたんやろうが。なあ。なんでお前がこぼしたのを俺がかえないとあかんの」

「もう一回殴ったろか」

<被害者の声>ぎゃー

(ヘルパー)「うるさいねん。そんなん知らんわ。自分がやってんやろが。自分が暴れたんやろが。はよ、はよ頭あげ」

<被害者の声>ぎゃー

(ヘルパー)「お前死ね、殺すぞ」


まるで、ゴロツキかチンピラだ。


私がこんな言葉使いをされたら、

なんやねん。お前の仕事と違うんか!なあ、なんでや。お前、給

料もらってんのに仕事せ~へんの?お前、パジャマ破ったら器物破損やろが。殴ったんは、暴行やろが。お前、よ~く覚えとけ。刑務所にブチ込んだるさかいに」

即座に言い返すこともできるけれど、体の弱った高齢者は、ただ為すがままだったのでしょう。


この鬼畜行為をしたヤカラには、交通違反の罰金より少ない罰金5万円だけで済んでいます。なんとも寛大な処遇です。

名前も伏せてもらって、今ごろ、コヤツは、何食わぬ顔でどこかに勤めているのでしょうか?寒気がします。一人の体の弱った高齢者に凄まじい恐怖と暴行を与えて、家族を疲弊させて、それでたった5万円の罰金?

「ふざけるな!」と思います。

仕置き人にでもなるか・・・・



*福祉関係のニュースを見ると「虐待」(これでも氷山の一角です)のオンパレード!人手不足の辻褄合わせに虐待行為を見て見ぬふりをしているのは、この国ぐらいでしょう。


http://social-welfare.rgr.jp/news/document/NewsArticle.cgi?year=2012&mon=10#1042