レースライドな一日 | 聞き上手の秘訣をあなたとシェアしたい!                やさしい『質問力』を実践するコンサルタントのブログ

レースライドな一日

週末は、信州木島平村にて開催されたマウンテンバイクレースに参戦してきました。


僕が出た70キロフルの部は

砂利道と舗装路の峠道を延々と登ったり、つづら折りの登山道を自転車を担いで上がったり、けもの道で立ち往生して前に進めずもがいたり、落ちたら生きているか。。といった崖沿いの道をこれまた延々とダーっと下ったり、そして特に今年は熊にも本当に注意してくださいねということで。。なかなかにアドベンチャーなレースでした。


スタートして2時間も経てば集団は完全にばらけて、気づけば山の中で独りの時間も結構ありました。聞こえるのは自分の息と熊鈴の音と地面を蹴る音という非日常な世界です。


今回、スタート前から心に決めていたのは
自分がコントロールできる範囲で走り続けること


頑張りすぎて自分の限界を超えると
転倒して怪我をするか 自転車が壊れるか 
もしダメージが大きすぎて背中のザックにくくりつけたエマージェンシーホイッスルを吹いて助けを求めたとしても。。この山の中では正直心もとないところです。。


一方、楽をしすぎると
途中の関門でタイムアウト。その時点で失格、レース強制終了です。


もはや道とは言えない難所では、自分の技量・経験と照らし合わせて
ここは乗ったまま行くか?いや降りて押すか担ぐか?


制限時間内で最後まで走りきるためには、こういった選択の連続でした。


そしてレース中盤を過ぎたあたりから下りが多くなってきて、自然とスピードも乗ってきます。そんなときに今の自分の疲れ具合とか集中力が落ちてきていることなどを冷静に把握しないで勢いで突き進んでいると、ちょっとした油断で崖から転落のリスクもあります。


この木島平のレースの特徴は、途中のエイドステーション(給水補給所です)で地元の食材でもてなしてくれること。天然のなめこ汁やおにぎり、おやき、果物そして地元のボランティアの人達の笑顔が並びます。


アドベンチャーの中に温かみもあっていやはや、体中がいろいろと刺激された一日でした。



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