無期転換ルールとは
「無期転換ルール」をご存知ですか?
無期転換ルールは、同一の使用者(企業)との間で、有期労働契約が5年を超えて反復更新された場合、有期契約労働者(パートタイマーやアルバイトなどの名称を問わず雇用期間が定められた社員)の申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換されること
(引用:有期契約労働者の無期転換ポータルサイト)
無期転換ルールの対象となるのは、2013年4月1日以後に開始された通算して5年を超える契約からです。これから独立開業・起業し、人を雇っていこうと考えている方はぜひ念頭に置いておくべきルールです。
働き手はどのようなことを期待している?
では、実際パートなどで働いている人はどのようなことを求めているのでしょうか。
まず無期転換ルールにおいてポイントとなるのは、対象者が全員強制的に無期転換するということではなく、無期雇用にするか有期雇用のままでいるかを選ぶことができるということです。
しゅふJOB総研が行った『働く主婦が希望する雇用期間について』のアンケート調査(有効回答数801件)によると、正社員以外の働き方を選択する場合、無期雇用を希望する方は57.3%・有期雇用を希望する方は24.1%という結果になりました。
フリーコメントを見ると有期雇用に関して、「期限が限られていると、その職場でのキャリアアップに限界がある」「不安定だし、保育園や学童で不利だから」など無期雇用を希望する方がいる一方、「出産・育児と続けば、働き方にも柔軟性が必要でかつ雇用体系にも柔軟性を求めたい」「契約時の仕事内容と異なった仕事や環境が変わった事で退職したいと思った時に有期雇用の方が退職しやすいから」などといった理由であえて有期雇用を選択している方もいます。そのような方たちを無理やり無期雇用にするのではなく、あくまでその方が希望すれば無期雇用に転換することができる、というのが無期転換ルールのポイントです。
そのため、メリットを挙げるとすると、「働き方の選択肢が増える」ということです。
無期転換ルールはあくまでも働き方の選択肢を提示するもの。一緒に働く方々がどのように働いていきたいか?ということに敏感である経営者でいることが重要なのではないでしょうか。
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