【即断即決の要は” 知力・気力・体力”】

 

独立開業・起業する際はある程度じっくり考えることも必要ですが、いざ事業をスタートすると“即断即決”が求められるシーンが多くなります。

 

では、即断即決するためにはどのようなことを意識すればいいのでしょうか?

SBIホールディングス代表取締役執行役員CEOの北尾 吉孝さんは、即断即決するためには「知力・気力・体力」が必要だと言います。

私自身、思い立ったらすぐ行動するタイプなので、できるだけ身軽でいたいと思っています。ですから持ち物は最小限にしています。

 

これを言うと驚かれるのですが、かばんを持っていません。代わりに愛用しているのが、自社の紙袋。「歩く広告塔」になっています(笑)。軽いうえに、違う大きさの袋を重ねると隙間をコンパートメントに使うことができます。すぐに使う書類としばらく置いておく物とに分けて整理でき、破れたら破れた部分のみ交換できるので重宝しています。

 

すぐ動く・すぐやることを意識して、紙袋のコンパートメントで仕分けしていれば、目の前の仕事にグッと集中して取り組むことができます。しかし、長時間集中力を持続させることは不可能であり、「急急だらり急だらり」の「だらり」も必要となってきます。(中略)

週末には、仕事が一段落したら一度頭の中を空っぽにし、思索にふける時間が大切になってきます。落ち着いた雰囲気の中に浸ると、遠大な境地に到達します。静かな落ち着いた雰囲気の中でふっと次の夢や明日への意欲が湧いてくるのです。多忙の中ではそのような境地に至ることは難しい。

 

「忙しい」という漢字は、「心を亡くす」と書きます。心を亡くしてはいい仕事はできませんから、心に落ち着きと静けさを持つことが非常に大切です。

 

私が思うに、仕事をすぐやるためには、知力・気力・体力が大事になります。すぐに決断する習慣は常に頭脳をフル回転させることで得られますから、そのためには前述したように精神面を整えることもとても重要です。また、言うまでもなく体の頑強さも求められます。つまり、健康が最も大切なのです。

(引用:「即決即断」は、知力・気力・体力から生まれる

なかなか決断のスピードが上がらない、という方は、「知力・気力・体力」を意識してみてはいかがでしょうか?

特に体力を養うための健康管理は取り組みやすいのではないでしょうか。

 

【どうしても判断がつかないときは…】

 

また、北尾さんはこのようなことも述べています。

経営トップというのは、即決即断で仕事を処理していかなければなりません。直観力や知識・経験に基づいて判断していますが、どうしてもそれだけでは判断がつかないこともあります。

 

そのときに私が頼るのが、パソコンのトランプゲーム「ソリティア」です。3回勝負するのですが、「もし2勝できればA案にしよう」とか「負けたら諦めよう」とかルールを決めておきます。やり込んでいるから、それなりの確率で勝利できるのですが、負けてしまった場合には天の啓示だと思って、謹んでその結果を受け入れます。努力を尽くした後の最後の最後には、運に身を任せることも必要だと思います。最後は、任運・任天です。

(引用:同上)

まさに“人事を尽くして天命を待つ”ですね。

 

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