症例報告の学会発表スライドの準備1
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症例報告の学会発表の方法1 | USMLEにも役立つ医学生やレジデントのための教科書・参考書ナビ、医学書ガイド (ameblo.jp)
症例報告の学会発表の方法2 | USMLEにも役立つ医学生やレジデントのための教科書・参考書ナビ、医学書ガイド (ameblo.jp)
症例報告を学会発表スライドの準備
まずは、スライドの枚数や発表時間を確認します。
多くの場合学会特設ホームページの発表者へといったコーナーに書かれています。
スライドサイズも4:3の場合と16:9の場合がありますので、作成する前に確認するようにしましょう。
すでに作成した学会抄録をもとにかなりの部分のスライドドラフトを作ることができます。
抄録段階での完成度が高ければ、スライド準備でもかなり楽できるでしょう。
多くの学会でCOIといって、研究と関連する企業などからの研究費などに関する状況を宣言する必要があります。
学会によっては、共著者のCOI declarationも求められることがあります。
多くの場合学会側でサンプルスライドが用意されていますので、ダウンロードして使用します。
【はじめに】【症例】【考察】【結語】といった、項目はそれぞれ1枚から数枚のスライドに分けていくことにします。
ただし、スライドは抄録よりも簡潔に伝える必要があります。
重要な画像所見には個人情報が入らないように注意しましょう!
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学会発表・症例報告のスライド作成のタイムライン
先輩に見せて修正を経てからオンラインで登録することになるので、少なくとも発表の1・2週間前にスライドのドラフトを完成させて先輩にみてもらう必要があります。
また、医局での予演がある場合にはそれまでには発表練習を含めて完成させる必要があります。