こんにちは。小野里です。
昨日は高崎経済大学で会社説明会を行ってきました。
高経大では学生の3割が地元群馬で7割が他府県から来ている。
そのうちの7割が東京など他府県に就職する状況にある。
つまり高崎の経済担う大学としては辛い状況になっているのが現在抱える問題だろう。
これは大学だけの問題ではない。
むしろ大学の問題にしてしまったら高崎の経済は先行きが不安だ。
なぜ、地元に就職しないのか?を考えるべきだ。
①華のお江戸で働きたい
②地元に帰って地元の役に立ちたい
③安定企業(有名企業)がない
④首都圏は給与・待遇水準が高い
⑤やりたいことが出来る会社がない
⑥親元から離れて生活したい(独立心)
⑦高崎は楽しくない(県外に彼氏彼女がいる)
⑧自分の潜在能力を伸ばしてくれる企業と出逢えない
⑨独特の狭いコミニュティ(クローズ社会)では未来の可能性を感じられない
⑩理念やVISIONを掲げる高い意識の人がいない
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以上の「就職しない理由」は想定されることを直感で列挙しましたが、いかがですか?
共感される部分がありましたか?
この問題のどこを取っても課題は学生や大学にあるのではなく、企業と行政にあると言わざるを得ません。
高崎と前橋は犬猿の仲と言われるほど、互いにクローズ社会を作っています。そしてそのコミニュティの中でも理念やVISIONを強く持ち信念ある企業が少ないのも吸引力のない理由です。優秀な人材は自分の潜在能力を伸ばせる企業にしか勤めません。
自分自身が自分の為、地元の為に未来の可能性にチャレンジできるステージを用意出来ているかどうかなのです。
彼氏彼女いるかどうかも重要な要素です。
マズローの5段階の欲求では、
人は自分自身を「承認」されることに生きがいを感じる。と言っています。
つまり就職する不安と、社会で認められるのか分からない不安から、もっとも短かで自分を承認してくれる人の近くに寄ろうとするのです。
これは個の問題ではなく、社会の構図による問題と捉えなければなりません。
「⑤やりたいことができる会社がない」という問題も同じ。
シンプルに考えて、大組織の一員である自分が、自分の好きなこと好きなようにできるか否かと言えば出来る訳がないのです。
学生さんだって、そんなこと百も承知です。でもそれを求めている。
本当に求めている姿を学生がメッセージしているのだから、そこにフォーカスしようよ。
自分の能力を引き出せたり、自分のやりたいことが出来る本質って結局のところ、個と向き合って個を大切に見守ってくれる会社って事じゃないのかな。
学生流出問題は学生さんや大学の責任にしてはいかんですよ。
すべきは産官学連携で地域の魅力と可能性を感じられる街造りをしなければ学生流出は避けられないのです。