今回は、アメリカ軍人(海軍)の方と結婚するための手続きを簡単に説明します。
アメリカ軍人の方々は、日本の企業や現地法人などで働いている外国人とは
また異なった手続きが必要になります(またこれが厄介)
「〇月△日に絶対に結婚したい!」「早く彼の姓を名乗りたい!」などなど
ご事情あるかと思いますので、少しでも早く皆さんが彼/彼女と夫婦になれるように
どんなことをすればいいのかなどをシェアします!
注意
こちらは、2023年~2024年における横須賀海軍基地での情報です。
軍の種類や基地によって異なる可能性がありますので、あくまでご参考までに
簡単に流れを説明すると・・・
① アメリカ軍人側での手続き (マリッジセミナーなど)
② 日本の役所での手続き (いわゆる入籍はここ)
③ アメリカ軍人側での手続き (基地関係)
以上が大まかな流れになります。
軍人さん側の流れに関しては、上司などが教えてくれるので全く問題ないかと思いますが、
「軍人側は何をしているんだろ?」 「あとどれくらいで完了なんだろ」と
疑問に思う方もいらっしゃると思うので、簡単にご説明します!
① アメリカ軍人側での手続き
プロポーズされたら(ゼ〇シー)ではなく、プロポーズされてなくても結婚しようなったらまずは軍人さん側の手続きが必要です。
ちなみに私たちはプロポーズ前に手続きを開始しました(今思えばなんでだろ)
① マリッジセミナー(FFSC Premarital Seminar)の予約/参加
マリッジセミナーに関しては、デプロイメント(航海)中でも受講可能です!
基本的には軍人さんだけの参加で構いませんが、配偶者になる方が参加している
ケースもあります。VISAの手続きに関する簡単な説明もあるそうなので、
参加してみて損はないかもしれません。
開催は平日のみ、丸1日潰れます・・・(有給消化)
ただし、こちらのマリッジセミナーで結婚に必要な書類、書類の準備方法など
全て教えてもらえますので、もらった書類は基本出す!と思っていてください
② 添付書類をつけて、上司に結婚の許可に関するメールを送る
旦那さん側は上司に対して、結婚の許可に関するメールを送ります。
そのメールに下記の添付書類をつけて送らないと受け取ってもらえません
・アメリカ軍人、配偶者になる方の国籍を証明するもの
パスポート、出生証明書、戸籍謄本などなど
ちなみに日本語で書かれているものは英訳が必要ですが、自分でやってOK
・6ヵ月以内に受診した健康診断の結果(2人とも)
日本人側については英訳が必要です、、、
横須賀市ですと、三武内科クリニックさんで対応しています
内容は、胸部レントゲン、HIV、梅毒検査などです
20,000円あればお釣りが出ます
・日本人配偶者の戸籍謄本とその英訳
最後に自分の署名とサインをすることを忘れずに
「戸籍謄本 英訳 テンプレート」でたくさん出てきますので
ご自身が使いやすいな、と思うものでOK!
・Statement acknowledging possible ineligibility for Non-quota
Immigration Visa
ビザ申請が却下される可能性もあるということに同意するための書類
2人のサインが必要です
・(配偶者に婚姻歴がある場合)離婚を証明する書類
・(法的に結婚が認められない年齢の場合)両親または後見人の同意書
③ 外国人配偶者との結婚に関する報告をCSMにする
CSM(Command Security Manager)に結婚をしたい旨の報告を行います
④ ②で送った手紙に対して、上司のサイン入りの承認を入手する
こちらに関しては②でメールを送った後に上位の方へ送られていきます
皆さん忙しいので、サインをもらうのに少し時間がかかります
また、場合によっては簡単なインタビューがある場合があります
(偽装ではないことの確認であったり、書類に不備があったり。。。)
そして・・・ついに上司の承認が得られると・・・
⑤ Affidavit of Competency to Marry(婚姻要件具備証明書)を
基地の中にあるリーガルオフィスでもらう
念のため、上司に提出した書類は全て持参してください
(本当に人によって言ってることが違うので、全部持っていくのが大正解)
こちら、リーガルオフィスで日本の役所に提出するための和訳ももらえるので
こちらは忘れずにもらいましょう!
以上が軍人さんの手続きです💦
やること多いですが、上司のサインに関しては時間がかかると思って
ゆったりと待ちましょう~
次回は日本人サイドがやることをご説明します!!