ワシントンDCとその周辺(バージニア、メリーランド両州)は、交通違反の取締りがかな~り厳しいです。
速度超過(5マイルオーバーでもダメなことも)だけじゃなくて、駐車禁止(パーキングメーターの時間切れ、時間外使用が多い)、一時停止(rolling stopと言って完全に停止しないで徐行して捕まるケースが多い)、信号無視(カメラ&センサーで無人監視している信号が多い)、HOV(High-occupancy Vehicle: ラッシュ時2名以上乗車しないと走れないレーン・道のこと)など、あらゆる理由でみんなガンガンチケットを切られているようです。
スピード違反に関して言うと、DCとメリーランドは日本のオービスのような固定式カメラによる取締りも多いようです(ただし、レーダーではなく、2地点の通過時間から速度を割り出す原始的なものもあるようです)。
バージニアは固定式カメラはどうやら無いようですが、野球などで使うスピードガンを使っての取締りが多く(そちらの方が誤差が多かろうと思うのですが)、しかもレーダー探知機の使用は禁止されているので(警察もレーダー探知機探知機なるものを使用しており、見つかれば罰金&探知機没収)、厳しいことは変わりません。


そんなDC周辺のドライバーに愛用されているのが、このサイト
掲示板方式なのですが、"Cops hide in a blind spot, near a stop sign"とか、"Police get you coming down the hill... Seemed unfair as you don't notice you've built up speed since you suddenly go downhill there."とか、くやしそうなコメントが哀愁をそそります。
運営してるのはドライバーの権利を主張する団体らしく、全米規模でやっているようです。
旅行などでアメリカでドライブされる方には、下のふたつの記事が参考になるでしょう:
The Worst Speed Trap Cities In The United States
Watch Your Wallet When Driving Through These 10 States


もうひとつ、こちらのサイト も、なかなかおもしろかったです(あくまで刑事政策的観点からですよ!)。
運営しているのはトラック会社の経営者のようですが、各州別に分かれているページをクリックすると(バージニアのしか読んでませんが)、交通法規(おもにスピード違反関連)、取締状況・方法、ペナルティーの相場、取締の厳しい地域・場所などの情報が提供されています
このサイト、管理人さんの趣味(あるいは怨恨?)でやってるのかな~と思ったら、最終的に交通違反専門の弁護士の紹介へとつながっていくようです。
結局そこかい!って感じですが。。。