今日の午後は、子どもたちの入学に必要な予防接種を受けさせるのに、半日丸々つぶれました。
医療関係は日本でもとかく時間がかかるものですが、まったくどうにかならないものでしょうかね。
この手の非生産的な雑務の多さを思うと、LLMと実務研修を同じ都市で行うというのもよいアイデアだったかもしれぬと、いまさらながらにしてちょっと思います(少なくともこれで費用はかなり節約できるはず)。
で、本題ですが、日本人ツベルクリン問題というのがあって、これはBCGを受けている日本人がアメリカでツベルクリン検査をすると陽性反応が出て結核と診断され、その結果入学を拒否されたりすることがあるという問題なのですが、その関係で、アメリカでツベルクリンの予防接種を受ける/受けさせるにあたっては、あらかじめ医師に日本のBCG方式について説明する、という頭の痛い作業が必要となります。
できれば日本でお医者さんに英文かつ署名入りの説明レターをもらっておけばよいのですが、そこまで親切なお医者さんも少ないでしょうね。
私も持っていなかったので代わりにネットで英文の説明を探したのですが、私は医学はまったくの素人ながら、ざっと検索した限りではWikiのこのページ がよいように思いました。
とりあえずこの"4 False positive result"と"5 BCG vaccine and the Mantoux test"あたりを読んでもらえば、ツベルクリン検査やレントゲン写真撮影を回避する役には立たなさそうですが、言いたいことはわかってもらえそうです。
今日のお医者さんは、前述の事情については知っていましたが、なおもツベルクリン検査が必要という判断でした(ちなみに、ボストン(ブルックライン)では年齢的に要求されてなかった)。Wikiに書いてあるとおりだったわけだ。
バージニアでは子どもの予防接種は無料だったは、唯一の救いでした。