今学期はUniversity of Texasで客員教授として(実質的なお試し期間の意味合いで)教鞭を取っておられたわれらがボーン教授が、ひさびさにBUに還ってこられました!なんでも、初代のRobert Kent Professorship in Civil Procedureなる称号というか賞(研究費付の、ということと思われる)を受けることとなったということで、先ほどその記念講演があったのです。
金曜日の午後4時といえば、いつもならばロースクール内は閑散としているものですが、講演会は立見が出る盛況。1階のあまり広くないホールで開催するのはマチガイでは?と思っていましたが、案の定です。
ボーン教授から通年のCivil Procedureの授業を引き継いだコリンズ教授はもちろんのこと、ローソン教授、ミューラー教授、ファーンズワース教授など、BU教授陣の有名人が前のほうの席にずらりと陣取ります。
ボーン教授が登場すると、一同スタンディングオベーションで拍手が鳴り止みません。これにはボーン教授も、「私はふだんspeechlessになることはないので有名なのだが。。。」とユーモアたっぷりに返しながらも、少なからず思うところがあった模様。
本日の演題は"Which Way is Up? Thirty Years of Procedural Reform"というもので、frivolous lawsuitsやcomplex litigationの研究で知られるボーン教授ならではの示唆に富んだたいへん興味深い内容でありましたが、ここで私が中途半端に紹介することは避けたい。
代わりに、BUロー関係者がどんなにボーン教授の帰還を心待ちにしていたかを、お話ししましょう。
この講演会が告知された直後に、BUロー生に学生会から一通のメールが回りました。
"PROFESSOR BONE LETTER CAMPAIGN"なる件名のそのメールの内容は、ボーン教授の完全移籍を思いとどまらせるためにみんなで手紙を書いて渡そうというもの。
なんだか小学生みたいですがみんな真剣で、メールは"Professor Bone stands out as one of our most skilled, distinguished and popular faculty members, at a school that is filled with them, so this would be a tremendous loss for the BU Law Community."だから、"do what we can to make his decision to leave BU Law that much more difficult."と呼びかけます。"Professor Bone is a pretty sentimental guy, so we feel that this very tangible outpouring of support and appreciation could have a big impact on his decision."というのが笑えますが、まったく同感です。
それにしても、大学レベルでこれほどまでに学生に慕われる先生というのは、なかなかいないのではないでしょうか。
私自身の中にも、ボーン先生は手続(法)のエキサイティングさに気づかせていただいた師として、たぶん一生印象に残るでしょう。
そして、ボーン先生のこの日の講演も、いつもと変わらずエキサイティングなのでありました。