いきなりSuper 88 (「スーパーエイティーエイト」と読む)とか言ってもほとんどの方はなんのことかおわかりにならないと思いますが、BUキャンパスを貫く大通りCommonwealth Avenueを西に少し行ったところにある大きな中国系スーパー(他にも店舗はあるようだが)で、充実したフードコート(日本のラーメン屋もあり)と相まって、アジア系のBU学生およびその家族の間で絶大な支持を受ける存在となっていたのでした。
しかしながら、このSuper 88が最近目に見えて在庫を減らしており、建物がボロイから大改装するんだとか、いやそうじゃなくてもう閉店するんだとか、はたまた川向うのCambridgeに移転するんだとか、さまざまな憶測が乱れ飛んでいました。
で、今日中国筋から聞いたところによれば、Super 88は経営難に陥っており、Chapter 11(日本でいう民事再生みたいなもの)の申請を準備している、再建のシナリオはすでに出来ていて、中南米資本が引きついで中南米系のスーパーに衣替えすることになっている、それが証拠に最近中南米系の従業員が増えてきた(以前はSuper 88は英語のしゃべれない中国人従業員ばかりで有名だった)、というのです。
半信半疑でサーチしてみると、倒産の話は見かけませんでしたが、注目すべき情報を見つけました。
6月27日付のこの記事 によると、Super 88は時間外割増賃金不払い(いわゆるサービス残業ですね)のカドで行政の追及を受け、従業員と州政府に対して$200,000を支払うことになった、とされています。
なるほど、そういうことであれば、先ほどの倒産説とつじつまが合ってきます。
うむむ、無くなる前にフードコートを制覇しておかなくては!