今回は、サマースクール期間中滞在する、BUの学生寮をご紹介します。



外観は、こんな感じで、悪くありません。

通りの両側にこんな建物が何十軒も建ち並び、他にも寮はあるようですが、多くの学生がこの通りに住んでいます。


これが部屋の中です。

ブラインドはぜんぶ壊れていて、降ろしたら伸びっぱなし。がんばっても、ここまでしか上がりません。

机と、ベッドと、タンスはありますが、テレビも、冷蔵庫も、電子レンジもありません。

最初に部屋に入った瞬間、あまりの清貧さに、10ン年前大学一年の時に住んだ多摩センター駅前の家賃2万8千円のアパートを思い出しました。

風呂とトイレは共同、(半)地下にコインランドリーがあります。インターネットは、無線は来てないけど有線は可能です(設定が複雑ですぐには使えない)。

学生はこれでよいのだ、否、これが学生の正しい姿だ!とは思いますが、三十路も半ばのにわか学生には、正直辛くないと言ったらウソになります。

特に、冷蔵庫が無いのでビールが飲めないのが、辛いです。余談ですが、アメリカは禁酒法の歴史があるだけあって、そのへんのコンビニや安い食堂では酒を置いておらず、酒飲みの私には辛い日々が続いています。

ま、それは勉強しろということだとしても、より切実な問題として、クーラーが無いので暑くて死にそうな時があります。入寮して数日は、ちょうどこのあたりを熱波が襲ってニュースにもなったようで、テレビが無いのでそれは知りませんでしたが、ルームメイトの韓国人C君(軍関係の法律家らしい)とこの部屋から脱出する方法について真剣に話し合ったものでした。

また、この部屋は川に面していて眺めはいいのですが、寮と川の間にバイパスが走っておりかなりうるさいという問題もあります。これは、出発直前、勉強に集中できるようにとノイズキャンセリングヘッドホンを買ってきてくれた妻に大感謝です。


寮では自炊はまったく不可能なので、入寮者には学食利用権の購入が義務づけられています。

学食利用権のデータは学生証に取り込まれており、キャッシュレスで食事をすることができます。

学食は少し歩いて大通りを渡ったところにあり、公平に言って質は悪くありませんが、基本的にアメリカ料理なので毎日毎食は辛いものがあります。もっとも、ご覧のように朝はなかなか良いので、かなりの確率で利用しています。

学食の大きな問題は、


Summer Hours 2008 Effective 5/19
Mon - Fri 7am - 9am, 11:30am - 1:30pm, 5pm - 7pm
Sat - Sun 10:30am - 1:30pm, 5pm - 7pm


と、開いている時間が短いことです。昨日は、夜7時を数分回っただけだったのですが、入れてもらえませんでした。

おっと、今日もそろそろ行かないといけないので、またあらためて。