若干ブログの趣旨が変わりつつある今日この頃ですが、気にせずインド報告の続き行きたいと思います。
対照的な建物2つ。右側は店舗兼住宅でしょうか。このあたりの建物には、3パターンくらいあるように思います。木で骨組を組んで、屋根は藁を葺いたのもの。屋根は藁だが、壁は煉瓦を積み上げたり、それに漆喰を塗ったりしてあるもの。そして、コンクリートのもの(と言っても、中身は煉瓦だったり、鉄筋が入っていたり、いろいろ)。
キッチン。基本的にいつも薄暗いが、この時は停電だったかも。ふだんから電力不足で1日何時間も停電がありますが、私の行った時ちょうど変電所が火事になり、3日ぐらい停電していました。火事の原因は、クリケットの国際試合でインド代表が勝利して、みんなテレビにかじりついて電力消費量が激増したからだとも、興奮しただれかが打ち上げた花火が変電所に落ちたからだとも、言われてました。とにかくクリケットの勝利に関係あったようです。停電はじきに慣れましたが、それに伴って水道が止まるのは困りました。飲み水はミネラルウォーターのでっかいボトルがあるからよいのですが、問題は洗たく、シャワー、トイレ(インドのトイレは手で水をすくっておしりを洗う)などです。食器は、砂で磨いていました(雑菌が、とか言っていてはインドでは生きていけない)。野生のカンで、充電の必要なデジカメではなくフィルムカメラを持って行って、大正解でした。
キッチンに隣接して、こんな感じの土間があります。洗いものは、ここで。
屋外でも、料理しています。上3つの写真は友人宅ですが、このときは結婚式を前にして我々も含めいろんな客人が出入りしていたので、臨時にコックさんを雇っていました。
友人宅の庭兼飼牛の運動場。今は結婚式の飾り付けがされ、牛より何倍も騒がしいウチの子たちが遊んでいます。子どもたちは、あっという間に友人宅の子どもたちと遊ぶようになり、1週間ぐらいでなにやらヒンズー語の単語を発していました。。。えーと、この写真はクルマとバイクを撮りたかったのですが、クルマは2台とも一番よく見かけるマルチスズキですね。日本の軽自動車そのものの車体に、日本の定員の倍くらいの人が乗るのが基本です。前に3人乗るときは、真ん中の人はシフトレバーをまたいで座り、運転手は真ん中の人の太ももごしにシフトチェンジしており、生活の知恵に感心しました。クルマは、他にはタタもよく見かけました。バイクは、バジャジカワサキ。バジャジは現在ではカワサキとの提携を解消していると思います。数は、ヒーローホンダのほうが圧倒的に多かったです。ヒーローホンダをちょっと貸してもらったのですが、未舗装路を荷物や人(ふたりとは限らない)を乗せて低中速で走るシーンを想定してあるのか、トルクフルとまではいかないまでも非常に粘りのあるエンジンで、大昔乗ったホンダのVT250を思い出しました。また、シフトパターンは普通のバイクと違い、一番下がニュートラルで、1速、2速、3速と上に蹴り上げていくようになっていました。
これはターンシグナルのガード(?)がおもしろいなと思って撮りました。トラ柄のシートカバーもぜったいナイキじゃないし。そして、インドのバイクは右側だけケースを付けてあるものが多いです。これは、女性が後ろに乗るときはシートをまたがずに横座りし、かつ歩道側である左側から乗り降りするからと思われます。