荷物の多さでは人後に落ちない私は、長年トロリーバッグ(キャリーバッグ)を愛用してきました。
ここ10年近く使っていたのは、サムソナイトのもので、一見ただのボストンバッグだけど実はハンドルとコロコロがついてる、というのが気に入っていたのですが。。。
たしか東京モーターショーからの帰りだったと思いますが、突然コロコロが回らなくなったのです!
コロコロが回らないバッグを引きずって歩くのがどんなにたいへんか、皆様ご想像いただけるでしょうか?
ハーハー、ゼーゼー、都心の長い道のりを抜け、星飛雄馬の気持ちになっって自宅にたどり着きました。
そこから、私のトロリーバッグ探しが始まりました。
今回のコンセプトは、近年爆発的に普及したスーツケースをちっちゃくしてタテにしたようなやつではなくて、一見ふつうのビジネスバッグ(すなわち、ヨコ型でかつ大きすぎないこと)だけども、ハンドルとコロコロがついてる、というもの。
まず、スペック的にはトゥミのものがかなりイメージに近かったのですが、値段が高すぎて論外。トゥミは、社内の愛用者も多すぎます。
タケオキクチ、ポールスミスあたりにもいい感じのものがありましたが、まだ高い。
ふだんだったら買っていたと思いますが、あと半年で学生になろうという状況でビジネスバッグに大枚をはたくのは、ちょっとどうかと思われました。
ビクトリアノックスには、ネダンも手ごろでデザインもカッコイイものがありましたが、これも社内に愛用者が多すぎるので、泣く泣くパス。
残るはエースに高いのと安いのがあり、この安いのでいいやと思って見に行ったところ、安いのはショルダーストラップが着けられないとのこと。デザインも、安いほうはちょっと出張色が強すぎるような気がしました。
ちなみに、私はほぼ上に述べたような思考過程で吉田カバン派なのですが、吉田カバンはトロリーバッグはあまり力を入れてないようでした。
というわけで、名の通ったメーカーのものでなくてもいいや、品質は最低半年、その後2年ぐらいもてば御の字、という方針に切り替えて、有楽町ビックカメラで、安い(けどデザインはそこそこのものを買ってきました。パチパチ。
日本の、本当に名前を聞いたこともないメーカーのものですが、つくりは悪くなさそうです。
包装を断り、会計後その場で使いだしてすぐ感じたのは、肩が軽い!
荷物の重さがまったく苦にならず、本とかいくらでも買えそうです(あぶないあぶない)。
四の五の言わず、もっと早く買えばよかったです。。。
満員電車で通勤するのであれば多少サイズが気になるかなと思うのですが、田舎なのでその心配はありません。