先日ちょこっと書いた日本の法科大学院から来ている研修生ですが、先週で会社法とか独禁法とか国内のカリキュラムがだいたい終わり、「今週は海外関係もなんかやってよ。」と上司に言われたので、たいへん僭越ながらなんかやることにしました(私は知財よりというか、技術関係全般を国内外を問わず扱っていますが、いちおうどっちかと言えば海外要員ということになっています)。
迷った挙句、本人達の希望も聞いて、
- 企業法務の中でも技術法務、知財法務などと呼ばれる分野の業務概要
- 秘密保持契約概論
- 英文契約の基礎
- 英文ライセンス契約書レビュー演習
などをやりました。4時間で。。。
次に海外代理店契約の担当者に引渡すことになっていたからなのですが、さすがにちょっとつめ込みすぎだったかもしれません。
でも、モトが優秀なんで、フンイキはわかってくれたみたいです♪
世間話のレベルで、法科大学院生から忘却の彼方にある日本の民法とかのことを聞かれたりすると、めちゃくちゃあせります。
でも、考えてみたら、LLMっていうのは母国法のエキスパートっていう位置づけなんですよね。日本法の基礎がわからないとか言ってる場合じゃないですよね。
なので、出願が一段落したら、日本法の勉強もしようと思います(もちろんアメリカ法の勉強もしなくちゃいけません)。
ところで、UC Irvineにも、ロースクールができる
そうです。
授業開始は2009年ということなので、私は間に合いませんが。