学童期
身体的機能
小学校になると乳児期と比べ疾病に罹患する機会も減少し、特に小学校四年生くらいまでは心身のバランスの取れた落ち着いた時期でもある。
身長・体重も穏やかにコンスタンスに増加し、体脂肪は減少して筋組織が発達してくる。
運動機能は神経系と筋肉の成長に伴い増大する。走る・跳ぶ・投げるなどの基本的動作、縄跳びや自転車乗りも出来る様になる。
【食生活】
食生活を深め食の世界を広げる。(食育)
① 一日三食の食事や間食のリズムを持てる。
② 食事のバランスや適量が分かる。
③ 家族や仲間と一緒に食事作りや準備を楽しむ。
④ 自然と食べ物の関わり、地域と食べ物関わりにかんしんを持つ。
⑤ 自分の食生活を振り返り評価し改善できること。
学校給食
食事につての正しい理解と望ましい習慣を養う
友達と楽しく一緒に食事をすることで、学校生活を豊かにする。
食生活の合理化
栄養改善および健康の増進
食料の生産・配分・消費についての正しい理解
【生活習慣の予防】
ローレル指数(学童の発育状態の評価)
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体重(㌘)
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160以上:肥満 145以上160未満:太っている 115以上145未満:普通 100以上115未満:やせている 100未満:やせすぎ |
※原因
好きなときに好きなだけ食べることができ、あまり体を動かさなくてもよい便利な生活が、子どもの頃からの肥満・高血圧・高脂血症を増加させ、重要な健康問題となっている。
ライフスタイルの変化によって子どもの頃から生活習慣病が見られる。
※対策
すでに問題を抱えている子どもだけでなく、すべての子どもと家族を対象に、健康な生活習慣・食習慣を身につける。
学校検診などの機会に健康教室を開いたり、子どもと家族にそれぞれの年齢に応じた日常生活や食生活についてのアドバイスを行う。
【事故予防と安全教育】
学童期では、運動機能が高まり行動範囲も広がり、屋外での活動が多くなるために、交通事故や溺死・溺水などが最も多く、近所の公園や学校などでの遊びや運動時に外傷を負うことも多い。
養育と看護
① 親や子どもの意識を高める。
② 普段から家庭と学校・地域が協力して、事故の起こり易い危険な場所や状況がないか点検する。
③ 子どもの遊具やスポーツの際に用いる用具の正しい使い方の教育をする。
④ 交通ルールを守る事への重要性を教育する。
【学校保険】
① 学校において児童生徒などの健康保持増進を図る。
② 集団教育としての学校教育活動に必要な健康や安全への配慮を行う。
③ 自己や他者の健康の保持増進を図ることが出来るような能力を育成する。




