◇「本を読む子は学力が高い」と言われます。

 「ぜひ、我が子も本を読む子になってほしい」と思っている親御さんは多いことでしょう。それでは、どのようにすればお子さんが本好きになるのでしょうか。

 

◇そのヒントが満載の著書があります。この本です。

 

 堀田秀吾『いまの科学でいちばん正しい子どもの読書』(Gakken)

 

堀田氏は、次のように述べています。

P28「子どもが本を読むことに苦手意識があるなら、親が適度に介入して子どもの読書をうまくサポートする努力が必要です。」

◇なんと、静岡大学の研究では、親が積極的に読書の手伝いをする家庭では、子どもが本を読む時間が平均30分以上増加したということです。

 

◇ブリガムヤング大学のプライスとシカゴ大学のカリルの研究によると親が積極的に本を読む家庭では、子どもが読書を楽しむ割合が約30%も高くなることが分かっています。

 

◇ぜひ、お子さんの前で積極的に本を読んでください。

 

◇でも、「私、読書はちょっと・・・」という親御さん、ご安心ください。

 

◇広東工業大学のシァらの研究によると、親が読書をしていなくても「子どもに対するポジィティブな声がけ」によって読書意欲を高めることができるということです。

◇たとえば「この本、面白そうだね」「読んだらどんな内容か教えてほしいな」といった言葉をかけることで、子どもは読書を楽しい体験と感じるようになるそうです。さらに、本について感想を聞いたり、一緒に内容を話し合ったりすることで、読書を通じた親子のコミュニケーションも深まるのです。

 

◇USK国語塾のブログでは、「読解できるようにする1日5分間トレーニング」を紹介させていただいております。

 お子さんを読書好きにするためのノウハウが満載ですので、せひ参照してみてください。

 

読解できるようにする1日5分間トレーニング⑧ー会話文を音読しようー | USKメソッドで子どもたちの国語力を高めよう!!

 

『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』(すばる舎) | USKメソッドで子どもたちの国語力を高めよう!!