価格帯別売買高 | 諸行”株”常 ~私的テクニカル分析のススメ~

価格帯別売買高

出来高を説明したら、次は価格帯別売買高でしょうか。
私としては気になる指標の一つです。

価格帯別売買高とはチャート内でのそれぞれの出来高が
どのくらいの価格で取引されたかを分布させたものです。
つまり、出来高が日にちベースのものであれば価格帯別売買高は価格ベースのものですね。
チャートの価格を起点として日軸と平行に引かれた棒グラフで示されます。
まぁ、2次間数で言うところの"y=価格(0<x<出来高)"といったところでしょうか。

この棒グラフが高いということはその株価で売買した数が多いということです。
したがって、棒グラフの長いところは目先の上値を抑えるのに適していると言えます。
ある価格で取引した数が多いわけですから
上値としてみるのは当たり前かも知れませんね。
ある価格以上の価格の棒グラフのものは評価損をしているわけですから…。