乖離率 | 諸行”株”常 ~私的テクニカル分析のススメ~

乖離率

乖離率には2種類あります。
一つ目は株価と移動平均線の乖離率、二つめは移動平均線同士の乖離率です。
これまで紹介したものでトレンドラインや移動平均線のグランビルの法則などの多くがある線に対して離れるとその基準としている線から離れすぎないように基準線に近づいてくることが多くあります。つまり、大幅に基準線に対して乖離しすぎた場合、修正されやすいということです
このようなときに乖離率を用いればある程度の指標になります。
ここで、乖離率で注意しなければならないことがあります。乖離率はその名のとおり乖離の度合いを示すだけなのでトレンドの状況は反映されていません。ですから、乖離率単独で用いるのはリスクが高いということには注意してください。