お楽しみは最後まで
土「おまっ、また仕事サボって来たのかよ」
私は真選組副長補佐で、十四郎の彼女です!そして今仕事をサボって十四郎の部屋にいます!
「だって十四郎に会いたかったし…」
土「だからってサボって来んじゃねぇよ、ほら、机と書類持ってきて俺の部屋でしろ」
どうやら十四郎は私が会いたいと言ったから一緒の部屋で仕事しよう、と誘ってくれているようだった。
「わかった!十四郎ありがと!」
土「いいから早く持ってこい」
それから書類を仕上げること一時間…
「あー、もう疲れた、ねぇ、ちょっと休憩しようよ」
土「あ?お前早ぇよ、それに休憩……お楽しみは後の方がいいしな」
さらに一時間後…
「おーいもういいでしょ、仕事やめようよー」
土「そろそろいいか」
「なんか眠くなってきた」
土「そうだな……寝るか」
「うん、そうしよ…う、て」
十四郎は私の膝に頭を乗せて勝手に寝ようとしている。
「ちょ、十四郎!寝るんだったら布団で寝てよ!」
土「布団よりよっぽどこっちのが寝やすい」
「絶対おかしいよ」
土「…やわらかくて気持ちいい」
「恥ずかしいこと言わないでよ!」
私の大好きな彼はちょっと変態で、でもとてもやさしい人です。