こんばんは。
イノセンス株式会社
の牛尾です。
昨晩に引き続き、ラシック のご紹介を。
日本の失業率は現在5.3%。
雇用調整助成金の給付を受けている失業予備軍を含めると10%弱の人が定職についていない状態。
周囲を見渡し、大人を10人数えると、そのうち一人は失業者かも。
恐ろしい状態です。
ところが、もっと恐ろしい問題が・・・
「うつ病」による労働力の低下。
日本のうつ病人口は600万人を超え、失業率同様に約5%の人がうつ病とのこと。
私たちの独自調査でも、大手企業の社員でうつ病の治療を受けているもしくは、心の病や疲れによる休職中の社員は全社員の5%前後という企業が多く、働き盛りの人材が「うつ病」によって働けなくなり、休職や退職によって減少した労働力を、既存社員が補完し、企業の業務効率向上施策と相まって社員一人一人の負担が高まり、さらなる「うつ病社員」を生み出すという、非常に悪循環が生じています。
ラシックは日本が抱える深刻な問題に対し、非常に意義ある事業をスタートさせています。
メンタルケア事業 がそれ。
かつて、私がインテリジェンスに在籍していたころ、深刻な「うつ病」に悩まされている部下がいました。
とても気持のいい社員で、人柄は素晴らしいのですが、心の病ゆえにパフォーマンスを発揮できずにおりました。
なんとか、病を克服してもらおうと力を尽したのですが難しく、会社としても継続雇用が難しい時期に差し掛かりました。
そんな折、当時のラシック社長西尾さんに相談したところ。
「おまえ、独身なんだからすぐに来い!」
と病に悩む彼を強引に鳥取へ連れて行ってくれました。
実家の家業である梨園で、ナシもぎをはじめとした農作業に従事し、お父様から「梨を落とすな!売り物にならねぇじゃねーか」とお尻を蹴とばされ・・・でも、それは体罰でもハラスメントでもなく。
とても心地いいものとして、汗や日焼けとともに心の病も晴れていったのです。
そもそも、 うつ病
になる要因は、まじめな性格が災いして、必要以上に仕事を頑張りすぎてしまうこと。
深刻に考えすぎてしまうことからとも言われています。
農作業、土に触れて汗を流していくことで、いつしか仕事のことなど考える余裕もなく、納期や成績に追われた毎日から動物的な自然に回帰することでストレスから解き放たれ、病が回復していきます。
メンタルケア
事業は、これをビジネス化したもの。
首都圏を中心に、大手IT企業の中で 心の病
を発症しそうな人、もしくは発症してしまった人を鳥取に迎え入れ、古民家の合宿生活と農作業に従事することでリフレッシュを図ります。
鳥取県の病院と連携して、病の回復傾向を見ながら、徐々にラシックのIT・ソフトウェア開発業務に携わり、職場復帰に向けたリハビリテーションを行います。
兼業農家のように、農作業と掛け持つことで、朝・夕の「水やり」が、心の病の悪疫となっている「朝の倦怠感」と「夕方以降の頑張りすぎ」を強制的に抑えます。
つまり、朝、仕事に行きたくないが、行かねばならないに変わり、夜に向けて頑張りたくなるところを水やりのために、業務をやめさせる。
働きすぎを抑えるきっかけになるのです。
こうして、昼間の間に集中してIT・ソフトウェア開発 業務に取り組む生活習慣を癖づけしてゆき、病院の了承も得たのちに、元にいた首都圏の会社へと復職してもらいます。
いかがでしょう。
ビジネスモデルとして利益を追求できる、お金儲けできるビジネスではないかもしれません。
ですが、少子化により今後ますます弱まる日本の労働力。
失業者や心の病によって更に低下する労働力。
これを何とかしたい!国力を取り戻したい。
気持ちよく働ける世の中にしたいといったラシック
の想いとビジネスとして起ち上げたその実行力は素晴らしいものであり、本来は彼らのような少人数のベンチャー企業ではなく、国や大企業がもっと真剣に考え、率先して取り組んでもらいたいものです。
だいぶ話も長くなりましたので、ここらでメンタルケア 事業についての話は終わりにしますが、彼らの取り組みに賛同や共感いただける方、サービスについて詳しく知りたい方は、ラシックのホームページからお問い合わせください。
株式会社LASSIC
イノセンス も、彼らに倣い、「価値あるモノと出会いを創る」というビジョンのもとに、世の中へ貢献できる事業をしっかりと考えていきたいと思います。