もし仮に、ここに書いてあることが真意なら、堀江さんは2番手カタギなんじゃないかなと思います。

自認しているように、結果だけを追い求めた結果が2年6ヶ月の実刑だったワケですから、本来なら堀江さんのビジョンなりを受け止めてくれて、のびのび仕事ができる環境を与えてくれる「純粋なる経営者」の元でやりたいことをやれるだけやりきれたなら、あるいはまた(良い意味で)違った社会活動に従事できたのではないのかなぁ、と。

ただ、堀江さんの場合、能力がありすぎて他者を受け入れるより自身が先陣を切る他なかった背景があるので、これはもう結果論でしかないのでしょうが、あの才能を許容できない「社会と老害」が足枷になり、本来ならリーダーシップを取ることで国益をもたらす才覚が、国益を損ねるレベルで淘汰された…と結論付けるしかありませんわな。

堀江さんのしてきたことを顧みれば、本来は拝金主義とかいうイメージとは真逆の行動をとってます。これは会社組織を運営したことがある人間なら誰が見ても分かること。でも、動かしているお金が大きい=金儲けしてる、としか捉えられない脆弱な経済観念を持っている人たちがこの国に多いのは紛れもない事実であって、それがネット時代の到来と同時に、ましてやあの若さで成し得たことと時を同じくして進行してしまったとあらば、多方面から誹謗中傷の的になってしまうばかりか、社会から疎外しようとする老害の攻撃対象に陥るのもやむを得なかったのかなと察します。

ただ、従業員数7人(アルバイトを入れても13人)、言わば吹けば飛ぶような会社をやっている、それもゼロから始めた私のような人間からすると、堀江さんのようなパーソナリティは、やはり正義以外の何者でもなく、理想だけで飯を食えないなんてことは百も承知の上でも、どうしようもなく感化されてしまいます。

我が闘争。

本当に、ためになりました。
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