縁とタイミング――
それに尽きると思います。
白川善基と合流して、新生サムライグラフとして活動を開始したのが5月上旬のことでした。
既存の来店企画、コンサルティング業務、CM制作、ホールプロデュース、飲食…その他もろもろ。
そうした今できることをやり切ったうえで会社としての目標を定めたい。そして願わくは…何年先になるか分からないけれど「ホール出店」を念頭に置いて活動していこうじゃないか。
上野の居酒屋でかような話をしたのも記憶に新しいところです。
これにておぼろげながらではあるものの、会社の…否、人生の方向性が決まり、一意専心、前に進んでいこうとハラを決めた折――それから1ヶ月も経たないうちに事態が一変します。
東京は吉祥寺でホールをオープンできるかもしれない――。
という話が舞い込んできたワケです。
ことの詳細は割愛しますが、その条件なら我々でも何とかなるかもしれない、という内容でした。
正直、うろたえました。確かに、先の目標としてホール出店を見据えてはいましたが、それがまさか今このタイミングで来るとは思ってもみなかったワケで。
然るに、うろたえたというよりは“ビビった”と言うべきでしょうか。
その最たる要因としては、契約の関係上、7月上旬のオープンが必須であるということ。
まず第一に時間がない、そして第二に物もない。言うなれば、そこは潰れかけのホールですから…つまるところ、話が来た段階では足りているトコロなんて何もない状態でした。
――が、ふと周りを見渡した時、あることに気づきました。
私には仲間がいる。うちみたいな会社に人生ごと乗っかってくれる戦友がいる。
一瞬で迷いは消えました。
ちなみに、ウソのようなホントの話ですが、決してそれが前提にあったワケではないのに、直前の4月・5月の採用で現役のホール責任者が3人もうちの会社に入ってきたんです。それも長く一緒に仕事をしてきた信頼できるパートナーが。
まさしく「縁」ですね。
――閑話休題――
会社としては本当に大きなチャレンジです。でも、この業界に入って概ね12年。言うなれば拾ったような命ですから、ここで守りに入る道理などなし。最初はビビりましたけど、その実、いまこうしてスタートラインに立てることを心から嬉しく思っています。
少々話が長くなりましたが、総じて――
株式会社サムライグラフは来たる7月3日(水)東京吉祥寺に「GRAN COSTA ~SAMURAI GRAPH TOKYO~」というスロット専門店をオープンする予定です。若輩ですが、社員一丸になって今まで培ったすべてをぶつける所存でありますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社サムライグラフ 代表取締役社長 井上朋也
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http://www.p-world.co.jp/tokyo/grancosta.htm
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