入院病棟生活1 | 劇症1型糖尿病と向き合う

劇症1型糖尿病と向き合う

劇症1型糖尿病に関してどう向き合っていくか、どんな病気なのか、一般的な糖尿病とどう違うのかなど少しでも分かり合えたらなと思い書いてみることにしました。


皆様、おはこんです!

今回は前回の告知通り【入院病棟生活編】となります!ニヤリ
ここから自分がどうなったのか認知し、自分の身体の病気がどういうものかを知っていくことになります。ガーン
そして恐らくですが、倒れた人のほとんどが1度は精神的に耐えたりした場面かと思います。
後、今回は文が長くなると思います!
2部に分けるかも…( ˙-˙ )
ご了承くださいm(_ _)m

【前回のあらすじ】
前回は倒れてから集中治療室に入り、目を覚まして視力が著しく低下していたという所で話を一度終えました。

【入院病棟生活編】
集中治療室で目を覚まし、

目はボヤけて両腕には管が通って心電図の機械音が鳴り響き、

何とも言えない空間に1人ベッドで横たわって頭もぼぉーっとしていながら、

最初に考えたのは

【どういう状況なのか?自分に何が起きてるのか?】

と考えていました。

声も出ないし、身体動かんし、何より体感したことないこのしんどさ。

(何これ…何もしてないのに…しんど…。)

ってずっと思ってました(笑)

医者も看護師も何も言ってくれないし、どーなってんだ…?
って思いながらそのまま3日も過ぎたんですよね。

体調もある程度回復して動けるようになり

そこから大部屋病室に移る予定でしたが、
患者で部屋が埋まってたので個室部屋になり
ベッドで横たわっていたら、

担当医が来てくれて、
ここから何の病気なのかどう言ったものなのかを少し説明してくれました。

【まず何が起きたのか】
・ケトアシドーシス発作により倒れ、危篤状態であったこと。
(※ケトアシドーシスとは口渇・多飲・多尿・体重が減る・倦怠感による嘔吐や意識障害などを引き起こす症状)


【どういった病気なのか】
・ペットボトル症候群、もしくは劇症1型糖尿病の可能性があること。
だか恐らくは劇症1型糖尿病だろう。
(※ペットボトル症候群とは水分補給にジュースを大量に飲み続けると起きる可能性があり、血液中のブドウ糖やケトン体のいう成分が高くなりケトアシドーシスの症状を引き起こす)


と説明をしてくれました。

この時点ではまだ自分が糖尿病に対する知識が、一般の方々が思っている(知っている)糖尿病であったので、

【※薬とか食事コントロールする事で治るもの】

という認識でしかありませんでしたが、
説明を受け終わり、携帯を使えるようになったので
劇症1型糖尿病について調べてしまい、

この病気が一般的に知る糖尿病とは違う事を知りました。
(家族には調べない方が良い、知らない方がいい、治療に専念しなさい等、気を使わせてしまいました。)

糖尿病にも種類がある事を知り、自分の患った糖尿病の内容も触り程度に知り頭の中で理解しても受け入れられない部分が出てきてしまいました。

それが

【この糖尿病は治らない事】
【インスリン注射による一生の治療と付き合う事】
【10万人に一人という発症者が少ない事】

そして個人的にキツかったのは

【飲食する際はインスリン注射をしないと命の危険が伴う事】

これはなかなかの精神ダメージ攻撃してくるやんって思いましたね(笑)

しかも10万人に一人という事はそうそう簡単に周りに同じ病気の人が見つかるわけもなく、相談も出来ないというこの孤独感といいますか、虚無感といいますか…。

しかもしかも、飯食べるのに毎回注射て…勘弁してください…って思ってました。

人って

【全く健康で何の支障もない生活をしている】

というとこから急に

【病気による非日常的な事、そしてそれが一生】

な事が急激に頭によぎるとなかなかプラスの方に思考が向かないんですよね。

そしてその後に思うのが、

【何故、こんな目に遭わないといけないのか?】

と思ってしまうんですよね。

もう常にマイナス思考が働き始め、
それが良くないと分かっていても
少しの知識を取り入れただけでマイナス思考が加速していくんですよ。

これがどれほどの事か個人差はあるにしても
本人にしか分からない気持ちの部分なんですよね。


まだまだ書きたい事はあるので、一旦ここまでにしておきます。
次回は続きの【入院病棟生活2】を書いていきます!_φ(・_・

あ、糖尿病悩んでる人だったり話聞いて気持ち軽くなる人だったりいると思います。
的確なアドバイスとかは出来なくても同じ劇症1型糖尿病の方などの気持ち面で少しでも楽になれるならどんどんコメントに書いてください!照れ

ではまた!グラサン