キャンプ地 :キャンプ冒険仲間
住所 :群馬県桐生市黒保根町下田沢2319-13
公式HP :無し
facebook :桐生市地域おこし協力隊(参考用)
宿泊日 :2024年6月15日(土)~17日(月)二泊三日
電話 :090-7816-0368
予約方法 :電話またはメールにてbouken-nakama@docomo.ne.jp
*携帯の電波状況が悪いのでメールを奨励
チェックイン :12:30~
チェックアウト:~12:00
サイト構成 :全てフリーサイト
バンガロー、屋根付き焚火スペース有り
使用テント :ジップタープ+蚊帳
6月15日(土)朝
今日は群馬県みどり市小平にある遊湯館からスタートです。
今では珍しい薪で沸かすお風呂で、相変わらずの良い湯を堪能できました。
円安で何かと値上がり中の昨今、350円はありがたい。
いつかここのキャンプ場も利用してみたいが。
まぁ、連休でもない限り混雑はそれほどでもない感じ。
いつでもイイやと流しているから何時までたってもキャンプできない。
風呂の次は水口屋でお昼ご飯を購入する。
弁当もおにぎりも美味いのでお勧めできる。
あとお茶菓子なんかも買っていきます。
水口屋からキャンプ冒険仲間まで5分くらいで到着。
しかし暑くて動けない。
いや、大間々あたりからだいぶ涼しくはなっているんですよ。
R122から下田沢の交差点を曲がるころからはエアコン切っても平気だし。
受付後にかたりの場で弁当を食べて、まず川で水浴びをしました。
風呂上りで体内に熱が溜まってるしな。
サウナ後の水風呂みたいで気持ちいい。
とは言え、川に降りる道には新しいクマさんの痕跡がががが・・・
クマは長く強靭な詰めを使って杉の皮を剥ぎ取って樹液を舐めるそうです。
よく似たものに鹿の角研ぎがありますが、角研ぎは表面が磨かれてツルツルになるので、こんな爪痕は残りません。
というわけで、キャンプ冒険仲間のパトロール隊長シロクマ君が護衛に付いて来てくれました。
これはイノシシが掘り起こした痕かな?
どのみちイノシシ相手でも素手では勝てない。
治山ダム下の滝つぼまで移動して、首までどっぷり水に漬かります。
ここは流れがほとんど無いし、大人の身長ほどの深さしかないので、まず溺れる心配はありません。
まぁ、対岸にはクマの母子が出没するらしいので、シロクマ君が一緒でないと怖くて近寄れませんけど。
そのシロクマ君ですが、最近水遊びに飽きたらしく、自分が満足するとさっさと帰ってしまいます。
おい、私の護衛任務忘れるなし!
一人は怖いので帰りますか。
今日のキャンプ地はココ!
サバイバルサイトの谷の部分で、北側の杉林の端っこあたり。
いい感じで崖の方から涼しい風が吹いてきます。
本当は黄色い幟の辺りが一番風が吹き抜けて快適なのですが、紅葉の木陰が欲しくてここに決めました。
地面も腐葉土でフカフカで寝心地も良いですし。
4WDならスタックせずに横付けできます。
ジップタープのトンネル張りに蚊帳をインストール。
シロクマ君、寝るのはまだ早いですよ。
てか、そこ私の寝床ですから!
地面が柔すぎて椅子の足が埋まるのと、虫よけ(主にダニよけ)にシートを敷いていますが
、大雨が降っても腐葉土は水たまりにならないので安心です。
さて、まだ明るいですがシロクマ君用に豚のゲンコツを焼いていきます。
待ちきれないシロクマ君は蚊帳から出て焚き火台の横で寝転がっています。
クマ除けに働いてもらわなくてはならんので、報酬の豚ゲンコツを前渡しします。
私はコッチ。
ベイシアで買ったお肉。
美味そうだけど、泉マートで買うほうが若干安い気がする。
パック飯で焼肉ドーン!
白菜の漬物とセットでいただきます。
大変美味しゅうございました。
森の中はあっという間に暗くなります。
小動物が活発に動き回り始めて、シロクマ君はひっきりなしに森のパトロールに出かけます。
そろそろ寝ましょうかね。
寝床に入るとシロクマ君が一緒に寝ようと寝床に割り込んできます。
いや、そんな狭いところに入り込まなくても。
この蚊帳は一人用なんだってば!
寝床を巡る攻防が続く。
シロクマ君流のスキンシップというか、甘えん坊のお遊びですね。
グルグル位置を変えながら、この体勢で落ち着いた模様。
おやすみなさい。
6月16日(日)早朝
おはようございます。
麓の市街地は熱帯夜だというのに、キャンプ地では寒いくらいでぐっすり眠れました。
サバイバルサイトにほかのお客さんはいないので、とっても静かです。
近寄ろうとする野生動物はシロクマ君が追い払いますし。
さあ朝食の準備です。
今回から焚火の火の粉からタープの生地を守る対策をテストしてみます。
テンマクデザインの難燃シートが半額だったので購入して、タープに張り付けてみました。
装着方法は至って簡単で、百斤で売ってる500円玉サイズの強力マグネットで挟むだけ。
これなら脱着も簡単だし、難しい加工も不要です。
さて、安心して火が使える様になったので、煎餅を油で揚げていきます。
よし。
これをモーニングコーヒーのツマミにしよう。
続いて朝食を作りますか。
キャベツの味噌炒め丼の完成です。
味噌がショッパイのでちょっと野菜の量が少なかったかな?
はぁ...食った食った。
かたりの場でモーニングコーヒーの後、腹が苦しいので少し横になりましょうかね。
シロクマ君が密着して暑い(笑)
トンネル張りしたタープの中より、木陰に出した椅子のほうが涼しそうですね。
いい風が吹いているし。
で、結局こうなる。
とにかく遊んでほしいシロクマ君。
朝食後の運動に出発。
パトロール隊長のシロクマ君はお隣さんが気になる様子。
今度は反対側の山に向かってみる。
新しく杉が皮を剥かれていた。
クマの姿は見ていないけれど、ここまで来ているのは確かですね。
頼むよシロクマ君。
気休めで熊鈴と熊スプレーは持っているけれど、正直言って君だけが頼りだからね。
人の気も知らずどんどん奥地へ向かっていくシロクマ君。
朱塗りの鳥居が見えてきました。
お茶菓子をお供えしてキャンプ地の安全祈願とか、個人的なお祈りとか、熊さんに逢いたくないとか。
いろいろとお願いしておいた。
30分ほど森林浴(疲れてグッタリ)した後、お供え物を回収して帰ります。
帰りは林道を通らず近くの尾根を通りましたが、有りました。
熊の糞です。
茶色い粒々は山桜のサクランボの種ですね。
大量のサクランボを食べるには木登りして枝から毟り取る必要があります。
イノシシには無理な芸当ですし、反芻動物の鹿はこんな糞はしませんし、狸は同じ場所に糞を溜める習性があるので山盛りになっているはず。
シロクマ君が周辺のサーチ&デストロイ(対熊哨戒行動)を行い無事にキャンプ地に戻れたので、ご褒美に豚のゲンコツを焼いています。
匂いが気になり焚き火台の横で待機中のシロクマ君。
唐揚げのつもりで豚肉に衣をつけて油で揚げてみたが、微妙に失敗か?
まぁ美味しかったから良いが、衣は別にいらんかった気もする。
パック飯と一緒にいただきます。
昼間の暑さから逃れて櫓の上でお昼寝。
シロクマ君は上に上がれないので松本さんとお昼寝。
のはずだったが、シロクマ君が櫓の上に上がりたいと泣き出してしまい、松本さんがシロクマ君を抱えて上に登ってきた。
櫓に登った瞬間に興奮してオシッコお漏らしするシロクマ君。
どんだけ寂しがり屋なのよ。
てか、飼い主と昼寝してたんじゃないの?
夕方になって涼しくなってきた。
暑くて寝ていた山羊たちが活発に動き出したので遊びにいく。
この子たちも大きくなったなあ。
生まれた時は子犬みたいにプルプル震えていたのに。
シロクマ君と山羊の睨み合い(笑)
小腹が空いたのでナンを焼いてみる。
初めて作ったが、それほど馴染みのない食い物なので成功したのか失敗作か判断しかねる。
というか、カレーも用意せずナンだけ焼いてどうする?
さあ夜です。
焚火タイムですよ!
湯を沸かせ!窯を焚け!
そして完成したのがこちらになります。
牛肉のクッパに豚肉を混ぜるという悪魔の所業。
パック飯をぶちこむと美味い。
具材が多すぎて鍋がいっぱい(汗)
満腹になったので寝る。
シロクマ君も寝る。
おまえ、そうやって私の体の上で毛づくろいしてダニを俺に移すのやめてくんない?
おっと。
寝る前にデザート食べなきゃね。
シロクマ君とシェアして食べました。
さすがに蚊取り線香が必要になってきましたね。
でも去年の使いかけだから湿気っているのか、火付きは悪いはすぐ消えちゃう・・・
ハエや蛾とか蜂はシロクマ君が退治してくれるんだけど。
蚊には無関心なんだよね。
さあ、今度こそ本当に寝ましょう。
ちなみに、私がトイレに行くときもちゃんと護衛してくれるので安心です。
6月17日(月)の朝
おはようございます。
朝日がまぶしいです。
朝食はこれにします。
温めてご飯をぶっこむだけの簡単なお料理。
シロクマ君は豚のゲンコツ。
今日は帰らねばならんのですが、すでにシロクマ君も察知した様子。
朝食を摂りながら撤収開始です。
次はどこにテントを張ろうかな?
来週また来られるかな?
それまでシロクマ君、元気でね!