キャンプ地 : キャンプ冒険仲間
住所 :〒376ー0144 群馬県桐生市黒保根下田沢2319-13
facebook :キャンプ冒険仲間
宿泊日 :2023年12月23日(金)~25日(日)二泊三日
予約方法 : 電話 090-7816-0368
またはメールbouken-nakama@docomo.ne.jp
*携帯電波の状況が悪いため、連絡はメールを推奨
料金 :冬季休業中のため、シロクマ君用の豚ゲンコツ2本
チェックイン :12:30~
チェックアウト:~12:00、デイキャンプは~17:00
サイト構成 :フリーサイト・バンガロー有り
特記事項 :電源無し、水道無し(赤城湧水のタンク有り)
タープ泊 :煙突穴付きTCタープ4×4m(ドラゴンホース)
キャンプ冒険仲間が冬季休業に入って早2週間。
くっそー、血圧が高水準で高止まりしてるなぁ・・・
内臓(もつ煮)を食べて医食同源を(中国の民間療法)実践してるのに、全然体調が回復しないなぁ・・・
仕事のストレスが溜まってるのかな?
これはもう、行くしかあるまい。
シロクマ君、遊びに来たよ~(ぉぃ)
一週間ぶりの再会でシロクマ君大はしゃぎ。
撮影中に押し倒されてスッ転びました(笑)
休業中にも係わらず遊びに来た私を追い返すつもり・・・ではないよね?
今日はテントサイトにお泊りします。
大量の落ち葉をかき集めて寝床にします。
フカフカのお布団みたいで暖かくて気持ちいいです。
遅番明けで少し仮眠しただけで来たので眠いんですけど。
だったら家で寝ていろという声が聞こえてきそうですが・・・
日が落ちるのも早いし、サクッと夕飯食べて床につきますか。
って、お前が寝るんかーい(笑)
そこ私の寝床なんですけど。
早く寝たので真夜中に目が覚めました。
とりあえずトイレを済まして寝床に戻ると桐生市街の綺麗な夜景が見える。
落葉した木々の隙間からですが、ちょっぴり町の灯りが見えますよね。
今回の寝床はドラゴンホースの煙突穴付きTCタープです。
最近覚えたダイヤモンド張りで、それほど寒くないので入り口をオープンにして寝ています。
フルクローズにするとシロクマ君がパトロールに出動できなくなるし。
そんな感じで夜も更け。
時計の針が0時をとっくに過ぎたころ・・・
夜行性のシロクマ君がまたしても私を起こす。
こんな真夜中に散歩ですか?
私が君を連れて行けって事ですか?
一緒じゃないとダメですか?
一人で勝手に行けばいいのに。
まぁ、いいけどさ(良いのか?)
誘われるままにシロクマ君の後を尾行することに・・・
シロクマ君が連れてきてくれたのはサバイバルサイト。
ここは車で入れる通路の部分ですね。
満月とは言え光が弱くて撮影しても画像がブレる(´・ω・`)ショボーン
野生動物の鳴き声も足音もしない静かな夜。
この静寂と暗さを不気味とは思わず、綺麗な星空を見上げて神秘的な夜を感じてみたり。
そんなとき、
突然吠え出すシロクマ君。
紅葉の木に駆け寄り、後ろ足で立って木の上に向かって吠えまくります。
え?なにそれ怖い!
熊が木登りでもしていたか?
私が見ても暗くてサッパリ見えません。
尋常じゃない様子でワンワン吠えまくるシロクマ君。
やがて、見上げていた紅葉の木から何かが飛び出しました。
といっても木から落ちるのではなく、視界を横切る感じで道の反対側の杉林へ何か小さなものが飛んでいきました。
え?鳥か?
飛行機か?
タケチャンマンか?(古い)
いや、無音だし。
羽ばたく音がしなかったぞ。
この暗闇で飛ぶならフクロウかな?
そのシロクマ君、今度は杉の木の下に走っていき、再び樹上に向かって吠えています。
画像には何にも写っていない様ですが・・・
暗視スコープ持ってくればよかったな。
この後、シロクマ君の威嚇に耐えられなくなったのか、ムササビが鳴きながら飛んでいきました。
今度はこっちかな?
私には何かイタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!くらいしかわかりませんけど。
シロクマ君にはムササビの動きがわかるみたいです。
その後もしばらく徘徊してみましたが、ムササビを完全に見失ってしまいました。
シロクマ君、ムササビに会わせてくれたのかな?
ありがとうね。
シロクマ君「フッ・・・いいってことよ」
もう用は無いとばかりに寝床に帰るシロクマ君。
まぁ、熊や猪じゃなくて良かった。
ほぼ満月の月明りを頼りに山道を歩きますよ。
管理棟の後ろを抜けてテントサイトへ。
無事に帰ってきた。
シロクマ君、いいもの見せてくれてありがとう。
おやすみなさい。
翌朝(12月24日)
元道産子には温かい朝。
体感では暖かいけれど、温度計では氷点下2度をちょっと下回る普通の寒さ。
霜柱もバリバリに立っていました。
こういう自然の造形美は見ていて楽しい。
霜柱を踏みしめて歩くと気分も良いです。
寒い朝は熱々の鍋焼きうどんですね。
最近はこれしか食べてないキオク・・・
管理人の松本さんはシロクマ君を連れて軽トラで水源地まで水汲みに。
私は川へ洗濯に(嘘です)
私は小平の里へ行き、お風呂に入浴します。
先週も行きましたが、しばらくここに通うようですね。
薪風呂ってお湯が柔らかくて熱いくせに肌に優しくて好きなんですよ。
渡良瀬渓谷鐡道水沼温泉駅の温泉施設が閉業してしまいましたし。
階段を上って左に見えるのが大きな薪釜です。
お爺ちゃんがひっきりなしに薪をくべていきます。
手を休めると火力が落ちて、火が消えてしまうそうです(笑)
本格的に施行された健康増進法によって分煙化が進んでいますが。
この喫煙所は禁煙らしいです(謎)
ちなみに、お風呂の観音様が祀られていました。
なんのご利益があるのか知りませんけど。
湯冷めしないとか?
さあ、お風呂でサッパリしたのでお昼ご飯にしましょうか。
テーブルに焚火シートを敷いて、笑s‘のBーGOで焼き鳥を焼こうと思ったけど。
タープに引き籠もったら湯上りで思った以上に暑い(汗)
サイト備え付けの枕木の上で焼きましょう。
味付け無しの焼き鳥なので、シロクマ君でも食べられます。
湯上りで寝床に寝転がっていると何時の間にか日が暮れて真っ暗に。
腹も減ったし、薪ストーブを引っ張り出して夕食の準備をしましょう。
鍋焼きうどんにホウレンソウマシマシですよ。
これを食えば私もポパイになれるかも(なれません)
食後のデザートはプリン丼。
ちゃんとカラメルソースの味がして意外に美味かった。
シロクマ君はもう眠そう。
てか、寝てる。
レインボーストーブの前をシロクマ君に占拠されたので、私はColemanのキャタリックヒーターを仕込んだコタツで寝ます。
おやすみなさい。
翌朝(12月25日)
最近は私と散歩に行きたくて、私の顔を踏んで起こしてくれるのに。
今朝は珍しくシロクマ君が起こしてくれず、ちょっと朝寝坊。
もう薄明るくなってきてる。
お寝坊さん、朝の散歩に行きますよ。
散歩と聞いてウオーミングアップを始めるシロクマ君。
全身を伸ばしてストレッチしています。
サバイバルサイトから杉林の斜面を登って崖の上へ。
日の出に何とか間に合った。
シロクマ君は縄張りのパトロール中。
そこいら中にマーキングしていきます。
AM7:00
キャンプ冒険仲間の日の出です。
薄暗かった森に日が差し込みます。
森の美しさにハッと目が覚める瞬間。
この綺麗な景色をシロクマ君は毎日見ているんだね。
そそり立つ杉の木の陰で暗かったサバイバルサイト。
一気に明るくなっていきました。
サバイバルサイトに宿泊すると、朝のこの景色を見るために自然と早起きになります。
この広いサイトを独り占め出来るのは、他のキャンプ場じゃ味わえない贅沢だと思う。
先週松本さんがユンボで平らに均した場所。
別な角度から。
ゆるい傾斜がついていて寝難かった場所ですが、これで快適に過ごせるはず。
メインのテントサイトやバンガローから離れたサバイバルサイトは、野生動物と最も接触の機会が多い場所です。
鹿や狸、キツネやムササビに出会えるチャンスは多いはず。
お勧めです。
まだ土が踏み固まっておらず、土中に水分が多く残っているために、霜柱が立っていてテントの設営はできませんけど。
こんな大きい霜柱が立っています。
踏みしめて歩くザクザクという感触が気持ちいいです。
シロクマ君は喉が渇いたのか、霜柱をバリバリ音を立てて食べていました(笑)
シロクマ君が帰りたそうにしています。
散歩終了ですね。
テントサイトに戻ると山羊一家が放牧に出されていました。
シロクマ君と鬼ごっこが始まります。
さあ、薪ストーブに火を入れて朝食を作りましょう。
最後の食事も鍋焼きうどん。
豚肉とホウレンソウをトッピングして完成。
シロクマ君には豚のゲンコツを生で。
今年最後のキャンプに付き合ってもらったご褒美です。
ムササビに会わせてくれたシロクマ君、ありがとう。
また来年も一緒に遊んでね。
それでは良いお年を!