キャンプ地  : 岩舟山採石場跡撮影所(岩船山クリフステージ)

        

公式HP   :第5.5回ミリキャン

宿泊日    :2023年11月25日(土)~27日(月)

予約方法   :公式HPからWeb申し込み又はハンマーズ店頭にて書面を提出

ゲートオープン:11月25日(土) OPEN 10:00(一般入場12:00~)

        11月26日(日) OPEN 7:00~

        11月27日(月) OPEN 7:00~(入退場フリー 8:00~)

料金     :デイキャンプ、一泊、二泊、フリマ出店すべて同一料金

        10月31日まで早期料金¥7000(11月1日以降は¥7500)

        11月27日(最終日)入退場フリー

        買い物または見学(10:00~16:00)大人1名¥1000

サイト構成  :フリーサイト、フリーマーケット出店キャンプサイト

 

 

●ミリタリーキャンプ(ミリキャン)とは、ミリタリーとキャンプに興味がある方は誰でも参加可能なイベントです(公式HPより)

 

というわけで、ミリタリー系のキャンプイベントに参加してきましたよ。

ざっくり言えば、軍装品を転用してキャンプをして、サバイバルゲームやフリーマーケットも楽しめちゃうイベントです。

 

第5.5回というわけで、過去には山梨県にあるライブ・コンサート会場の本栖ハイランドで行われてきたイベントですね。

以前から常々参加してみたいなとは思っていたのですが、2023年度は本栖ハイランドが諸事情で使用できないとの事で栃木県の岩船山での開催となりまして、家から30分の近場なので参加することにしましたよ。

 

最寄りのICは東北自動車道佐野藤岡IC。

ここまで家から20分の近距離ですから、万一の時にはすぐに家に帰れます(笑)

例えばColemanのランタンのガラス火屋を忘れても、すぐに家に引き返して取りに戻れます(自爆)

 

とりあえず軽貨物車を転がして現地に向かう。

採石場の跡地らしく特撮やドラマ、映画の撮影で有名な場所らしいですね。

ググれヤフーすると、そそり立つ崖の音響効果で音楽イベント会場としてもつかわれるとか。

 

到着してみると、なかなか壮観な眺めですよ。

岩山をくり貫いて作ったすり鉢状のメインステージと、そこを取り囲むような複数の段差を持つ崖がサイトとして開放されています。

注意したいのは、キャンプ場として整備された場所ではないので、崖っぷちにフェンスも手すりもなく、転落したらアウトな地形。

照明も無いし、トイレも仮設しか設置していないので、夜中に酔っぱらって徘徊すると危ないですね(汗)

 

キャンプ場としてはそこそこ広いとは思いますが、本巣ハイランドよりかなり狭く小規模なイベントになった様子。

まぁ、お客さんも少ないから混雑はしないはずでしたが。

 

土曜日のお昼に現地入りしたところ、猛烈な強風が吹き荒れていてテントを張るのに一苦労。

右往左往して少しでも風の影響を受けない場所を探しているうちに、ミリキャン参加者がある程度纏まってしまうのは仕方ないところです。

崖っぷちの立ち上がりと木を利用した風除けに選んだ場所ですが、同じ考えのハイエース他ミニバン集団がお隣にピッタリ寄せて設営を始めて・・・

 

他の場所に引っ越そうにもこの風じゃ設営&撤収も手間だしなぁ・・・

特に騒がしくて不快な思いはしなかったのが幸い。

毎回こんなキャンパーさんだったら苦労はしないんだけどなぁ。

 

画像にはありませんが、ミニバンとは反対側のお隣には私と全く同じオランダ軍幕を張るお方が(嬉)

なんか初めてのお仲間が出来て嬉しい出会いです。

オランダ軍幕自体が非常に珍しいテントらしく、お互いにビックリ。

しかもコンバットマガジンの取材も受けてしまいました。

 

2024年3月号にオランダ軍幕を2連結した姿が写真入りで載りました。

 

軍用テントといえばパップテントが主流で、オランダ軍幕は珍しい部類に入るんですかね。

 

*コンバットマガジン紹介記事より

●昨年11月に特撮の聖地としても知られる栃木県岩舟山に場所を移して開催された、ミリタリーとキャンプを融合したのんびり大型アウトドアイベント「ミリキャン5.5th」。今回は参加者たちのこだわりのミリタリー×キャンプギアに注目してミリキャン5.5thの様子をお届け! こんなミリタリーの楽しみ方も大アリだぜ!

 

そんなミリキャンの夕焼けですよ。

崖の上から見下ろすフリマサイトですが、明るいうちに軍装品のお買い物をしに徘徊しましたが、なんせ強風が吹き荒れてまともにお店を回れません。

何もかも固定していないものは吹き飛ばされます。

 

椅子とか軽く吹き飛ばされるので要注意・

椅子もロープで結んでペグ打っといた方が良いですね。

もう色々と面倒くさくなりテントに引きこもりましょうかね。

サクッとお米を炊いて適当に腹に詰め込む。

食事というより燃料補給w

暗くなってからは小雨も降り出してタープを張って凌いでました。

いやいや、中古の軍用テントは雨漏りするから大変なのよ。

 

やるだけやったし。

もう何もする気もなくなり寝ることにする。

キャタリックヒーターを仕込んだコタツに潜り込んでお休みなさい・・・

 

翌朝。

すっかり消耗しきった日曜日の朝。

天気予報はどんより曇り。

とりあえず焚火を熾して朝ごはん。

 

焼きそば食って今日も元気!

雨降りで適当に張ったタープが乾いたらお引越ししますかね。

ここは少し賑やかだし、一泊で帰るお客さんが多いので引っ越しのチャンスですよ。

けっこうガラガラになってきた。

本栖ハイランドより都内から遠いせいか、みなさん早めに撤収するらしい。

 

ぶらぶら散歩して引っ越し先を探す。

やばい、ここに近づくと命の危険が危ない(違)

トイレはこんな感じの仮設トイレが数か所に分散していますが。

水はタンクで持って行った方が良いです。

キャンプ場ではないので洗い場も無し。

 

フリマサイトをぶらぶらしてケータリングのラーメンで昼飯。

これが予想外に美味い。

寒い日は汁物に限るな。

フリマサイトを挟んだ反対側の崖の上が無人になったので引っ越しを始める。

なんか撮影とかしていたけど、邪魔してゴメン(´・ω・`)ショボーン

 

目の前の崖上から引っ越しました。

木に隠れて見えないけれど、ミニバン集団がまだいます。

こちらは完全にソロキャンプ状態で静かでいいですよ。

 

さあ、気を取り直して焚火開始!

チャーハンっぽいのと豚汁で夕飯です。

見晴らしもよくてここは穴場ですね。

まぁ、明日には帰るんですが。

おやつは銀杏w

食べ過ぎて腹を壊しました。

大量に食うと当たるって本当だったんだ。

 

下界を見下ろしつつ夕食の準備です。

この先2mは切り立った崖です。

なかなかのスリルでしたが、すぐに慣れます(笑)

 

今夜は風も無く暖かいのでテントは使わずに4m×4mのタープでステルス張り。

極力車から持ち出す荷物を減らして撤収を楽にする作戦。

 

豚しゃぶだか野菜の煮込みだかわからん鍋で夕食。

最近は手抜き料理が増えたな。

一応は健康を考えて野菜を多めに採ってるつもりですが。

焚火でまったり・・・

明日は帰らねばならんのか(´・ω・`)ショボーン

 

最終日の朝がやってきました。

ステルス張りは狭いので荷物少な目ですね。

 

さて、撤収ですよ。

ここはキャンプ場ではありませんが、けっこう楽しめましたね。

初日の強風も今となってはいい思い出。

こんな景色はなかなか見れませんって。

2023年のミリキャンはイレギュラーな開催でしたが、岩船山に宿泊するチャンスなど滅多にないので楽しめました。

2024年からは再び本栖ハイランドでの開催となるでしょうが、そちらにもぜひ参加してみたいものですね。