●キャンプ場の基本情報
キャンプ地:キャンプ冒険仲間(群馬県桐生市黒保根町下田沢2319ー13)
紹介記事 :👇
日程 :2023年8月25日(土)~3泊
予約方法 :bouken-nakama@docomo.ne.jpへメール
090-7816-0368まで電話(携帯電波が弱く繋がりにくいためメールを奨励)
チェックイン :12:30~
チェックアウト:~11:00
世間一般のお盆休み中、しばらくキャンプはお休みして実家のある北海道に寄生帰省していました。
さすがにヒグマが跳梁跋扈する蝦夷地で、情報収集無しで山に入る勇気は無いわ。
あの札幌市にある、プロ野球の試合をやるドーム球場にも野生のヒグマが出るんですぜ!
まぁ、あの牧場で家畜を荒らしまわったOSO18は駆除されたらしいですが。
8/11(金曜日・山の日)は有給休暇をとり、魔境グンマ県から本州最北の秘境青森県へ東北道で約660kmの長距離移動。
遅番勤務明けに仮眠も取らず出発し、複数件の事故渋滞で15時間休み無しの運転。
8/12に日付が変わった直後に軽貨物車ごと郷愁揚陸艦はやぶさⅡに乗り青函航路で北海道函館市にワープ。
函館➡洞爺湖➡支笏湖➡札幌➡旭川➡上川➡遠軽➡佐呂間➡北見市の実家と、北海道を真横に横断して約620kmの移動。
そして8/15には実家の母を乗せて再び道央の小樽を目指し340kmの大移動。
免許返納以降すっかり引き籠りが板についた実家の母を連れ、二泊三日の小樽運河と水族館を観光という名の親孝行旅行して、北見市に戻ったのが8/17の夜。
8/19は魔境グンマ県へ向けてUターンを開始し、どうでしょうハウスのある赤平経由で苫小牧へ360kmの移動。
8/20に日付が変わった直後に、さんふらわあの深夜便で茨城県大洗へ向けて出港。
8/20の夜に大洗に到着したが、疲労の限界から珍しく船酔いを発症して水戸のネットカフェで一泊。
8/21は体調不良で有給休暇・・・
10日間で2500km近く走りこんだから全然休んだ気がしねぇ・・・
というハードスケジュールで貴重な夏休みと予算を使い果たして8月最後の週末を迎えることとなりました。
その四日後にあたる8/25(金)の早朝。
キャンプ冒険仲間に向けて出発。
本当の夏休みが今日から始まる・・・はず?
今日キャンプ冒険仲間に来た理由は、管理人の松本さんが山羊の競りに出かける間のお留守番です。
シロクマ君は連れていけないからね。
四頭の子山羊が軽トラックに乗ってドナドナされて行きます。
キャンプ場に残ったのは大黒柱のダイコク♂と、子山羊たちの母親だったアカ♀、アオ♀、チチ♀の雌三頭。
そして留守番のシロクマ君と私だけ。
休業日でお客さんもいないので貸し切り状態。
遅めの夏休みと洒落込みますよ。
特にする事も無いし、何もする気も無い。
しかし時間はたっぷりある。
というわけで、暇つぶしに豚骨スープを作ってみましょう。
材料は・・・
1)豚のげんこつ →適量
2)鶏ガラ →適量
3)ニンニク、生姜、出汁昆布、玉ねぎ、長ネギ、リンゴ→適量
要するに適当(笑)
豚のげんこつをハンマーで殴って割ったものと、鶏ガラを水から約40分間の下茹でをして臭みを取ります。
その後、水を替えた鍋に豚げんこつと鶏ガラと、残りの材料を丸ごと鍋にぶち込んで、強火で煮ていきますよ。
途中で腹が減ったので焼肉をつまみながら・・・
時々思い出して灰汁を取ります。
毒じゃないんだから取らなくても良さそうなものだが・・・
最低でも8時間は煮込まないと骨の髄まで溶け出さないらしい。
てか、薪をガンガン投入して強火で煮ないと白濁した豚骨スープにならない。
ガス火と違って放置すると薪が燃え尽き火が消えてしまうので大変。
ただ待っているのも退屈だし、火のそばは熱いし。
そんなわけで、足りない食材を買い足しに大間々の町まで買い物に出発。
シロクマ君を一人で残すの可哀想なので、一緒にお出かけしますよ。
ドライブが楽しくてしかたないシロクマ君(笑)
買い物中は大人しく寝て待つシロクマ君。
熱中症にならんよう駐車中もエンジン回してエアコンはつけっぱなし。
キャンプ場に帰ったら豚骨スープ作りの続き。
ついでに買ってきた豚肉でチャーシューも作る。
チャーシュー用の豚肉はタコ糸で縛ったものを買ってきました。
こちらは適当に作った醤油タレ(出汁醤油、ニンニク、生姜、玉ねぎ、長ネギ、砂糖、塩)
下茹でした豚肉を手鍋にぶっこんで、醤油タレで1時間ほど煮込むだけ。
煮込みが終わったらジップロックに密封して常温まで冷ましておく。
豚骨スープは8時間煮込んだら火から降ろして材料の残骸をザルで濾しとります。
2回ほど濾過したら常温まで冷まします。
常温に冷めた豚骨スープの鍋とチャーシューは、モービルクールで冷蔵して出番がくるまで寝かせます。
こういうとき冷蔵庫があると便利ですね。
さて、松本さんも無事帰ってきたし、ベースキャンプに戻って夕食の準備をしますか。
おい、寝るんじゃない!
手伝え!
今夜は軽く流水麺でそうめん。
今日の買い出しで生麺を手に入れたので、明日はラーメンにしますかね。
シロクマ君には焼いた豚のげんこつ。
一晩で半分食べて、残りは穴を掘って埋めたらしい。
おやすみなさいzzz
おはようございます。
朝の5時くらい?
ここに来るとあんまり時計を見ないんだよね。
朝日が眩しい8月26日(土)の朝がきましたよ。
昨日食べた豚げんこつの残り香を探すシロクマ君。
いや、そこには埋まってないと思うぞ(笑)
今回はオランダ軍幕+ムササビウイング19ftの組み合わせです。
前回のゲリラ豪雨の反省からこの組み合わせになりました。
腐葉土の厚いサバイバルサイトなら浸水を気にせずタープ泊ができると思うけど。
まぁ、金曜日は事実上の貸し切りだったからね。
サイトが広くて車も止められて便利。
後ろには切り株が三つあるので、常夜灯代わりにランタンを置くのに丁度いいです。
前回誤って暴発噴射させた消火器も新調しました。
これで安心して焚火ができます。
テントもタープももっと前に寄せても良かったかも。
ちょっと窮屈ですね。
前方にはドッグランサイトがあります。
枕木まで使えるスペースが余っています。
開けている上にドッグランサイトとは段差になっていて見晴らしも良いですね。
シロクマ君もお薦め!
朝のキャンプ場内を散歩すると青いどんぐりの実がたくさん落ちています。
葉っぱごと落ちるのは、昆虫がどんぐりの実に卵を産み付けて、枝を切って落とすらしいです。
松本さんに聞くまではそんな事考えもしなかった。
昆虫の生存戦略ですかね。
とか考えながらどんぐりを弄っていたら、シロクマ君にオモチャにされました。
遊んでいるだけなので食べはしませんが。
一人で夢中になって遊んでいます。
朝食の準備のため、キンドリングクラッカーで薪割をしますよ。
数年前から使っている便利なアイテムです。
上向きの刃に薪の端面を載せて・・・
鉄ハンマーで軽く叩いて薪を刃に食い込ませたら・・・
上から思いっきりガツンと薪を叩きます。
針葉樹なら一発です。
固い広葉樹でもハンマーで数回殴るとで真っ二つになりますよ。
ハンマーを振り抜いても安全リングに当たって止まるので、ハンマーで刃を殴って壊す心配はありませぬ。
斧や鉈を使うより簡単で体力も必要としないので、子供にも薪割ができますよ。
発明したのはニュージーランドの女の子で、母親が斧で薪割りをする危なっかしい姿を見て助けたくて考えたらしい。
シロクマ君が寝ている間に朝食にします。
モービルクールには食材がぎっしり(笑)
冷蔵庫なのでクーラーボックスと違って保冷材は不要です。
家庭用の交流100Vまたは自動車の直流12V電源。
またはカセットコンロ用のガスボンベが使えます。
カセットガス使用時は、フルパワーで約24時間の冷却ができますよ。
朝食は茄子と長ネギの炒め物。
豚骨スープをベースにした溶き卵の味噌汁。
メスティンで炊いた米に、松本さんからもらった烏骨鶏の玉子を使ったTKGです。
ごちそうさまでした。
退屈したシロクマ君が私の寝袋を占拠するので、近くの鹿角川に水遊びに行ってきます。
夏休み中は水の事故がたくさんニュースになりました。
私も泳ぎは得意ではありませんし、他人ごとではありませぬ。
てなわけで、釣りをやっていたころに使っていたライフジャケットを引っ張り出してきました。
なんか釣り針とか仕掛けとかポケットに入れっぱなしになってたが、本体の痛みは特に問題なさそうなので・・・
ここが鹿角川。
キャンプ場から歩いて10分くらい?
水量自体は少ないので、石を積んで流れを堰き止めてプールを作って水遊びします。
↑から治山ダム一つ下ると広い水たまりがあります。
歩いて3分もかかりません。
滝の真下は大人でも足がつかない深みですが、上から飛び込むには水深が足りませぬ。
滝の落差は10mくらい?
ライフジャケットを着て泳いだの初めてなのですが、想像以上に浮力が強すぎて上手く泳げない。
逆に言えば立ち泳ぎなら頭は沈まないので、足がつかなくても全然怖くないです。
いろいろ試している間にシロクマ君がいなくなった。
飽きて先に帰ったらしい。
寝る時も食事の時も散歩に行くときも、いつも一緒のシロクマ君がいないと不安なのでキャンプ場に帰りますかね。
人の心配も知らずグースカ寝てるシロクマ君(笑)
てか、そこ私の寝床ですからね!
少し遅くなったけれど昼飯。
高級そうな柔らかい牛肉(゚д゚)ウマー
シロクマ君には豚のげんこつですよ。
牛肉なんか少ししかあげませんよ!
コールマンの新しい椅子は良いですね。
三段階のリクライニングが便利です。
まったりしていると管理人の松本さんが搾りたての山羊のミルクをごちそうしてくれました。
前回飲んだ時は砂糖をたっぷり入れた様に甘かったんですが、今日のは塩気が強いですね。
北海道では牛乳に塩を一つまみ入れて沸かして飲んだりしますが、それに近い味わいで懐かしい味でした。
搾りたてで加熱殺菌もしていないので、子山羊が飲んでいるそのままの味わいですから、美味しいに決まっています。
シロクマ君もガツガツ飲んでいました。
さて、いよいよ昨日作った豚骨スープの出番ですよ。
数年ぶりにキャンプ用のラーメン丼を引っ張り出してみました。
豚骨スープに醤油ラーメンのタレを溶かして、札幌ラーメンの生めんを茹で上げて投入!
トッピングは豚バラ肉と野菜の炒め物とゆで卵。
駄菓子菓子!
ここで手作りチャーシューの存在を忘れるという痛恨のミス(翌日冷蔵庫を見て気が付いた)
まぁ、羽つき餃子を焼いたので物足りないということは無いだろう。
久しぶりにキャンプ飯らしいキャンプ飯での夕食を食べたな。
満腹になったし、もう寝ますか。
おやすみなさい・・・
後半に続く!
と思う・・・