本当はここがホームキャンプ場だったんですけどね。
いつのまにか赤城山に軸足が移っちゃいました。
●キャンプ場の基本情報
キャンプ地:神津牧場(群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧250)
公益財団法人 神津牧場(こうづぼくじょう)
公式HP :神津牧場公式ホームページ
日程 :2023年7月23日(日)~二泊
予約方法 :宿泊日の1週間前までに電話にて予約
TEL 0274-84-2363(代) FAX 0274-84-2362
まずは山岡家からスタート🍜
ここのところ忙しくてバタバタしていて、準備も何も全くできません。
神津牧場は周辺の山林に腐るほど薪が落ちていて現地調達に苦労しないので、コンパクト&ハイパワーの軽オープンカーで行くつもりだったけどね。
軽貨物車からキャンプ道具を積み替えるのが面倒くさくって・・・
そのまま神津牧場に来ちゃいました(汗)
神津牧場にはイギリス原産のジャージー牛がたくさん飼われています。
こんな感じで茶色い牛なので、お乳を搾るとコーヒー牛乳が採れます(嘘です)
神津牧場に到着し売店で受付を済ませたら、売店裏の道から芝生の広場に下ります。
ここは宿泊用ロッジ(現在は休止中)の前の広場で、多少傾斜はありますが売店の建物の陰になり西日を防げます。
公衆トイレにも近いので真夏にお薦め。
芝生広場に先客のキャンパーがいる時とかも、ここにテント張っています
(ぼっちキャンパーにはソーシャルディスタンスが大切)
その奥は有料のバーベキューコーナーと、水場や五右衛門風呂のあるエリアです。
バーベキューコーナーはあまり使われてませんが、屋根があるので突然の雨とかで雨宿りするのに良いかと。
そこから更に奥がキャンプ用の芝生広場です。
私は右に見える四阿の横にテントを張る事が多いです。
朝から昼過ぎまでは木陰に入りますが、夕方は西日が差し込みメッチャ暑いので対策は必要ですね。
ですが、心配には及びません。
周辺の山林に一歩踏み込めば天然のクーラーが効いて、驚くほど涼しいんですよ。
肌寒さを感じて長袖を着るくらいです。
芝生広場から溜め池に下りる道でも冷気は堪能できますし、川で水遊びして涼を満喫するのもアリ。
川は天候によって水量が増減しますが、元々が踝程度の水深なので台風でも来ない限り危険な水量にはなりません。
さて、到着して最初にやるのは昼飯の準備。
豚肉の冷しゃぶとそうめんを合わせます。
めんたいこのソースで頂きましたが・・・
普通に出汁と薬味で食った方が美味い気がする。
ちょっとレッツ!冒険!しすぎたか。
腹が膨れたら五右衛門風呂の準備ですよ。
キャンプ場利用者は無料で使えますが、セルフサービスなので薪の調達から釜を焚いてお風呂を沸かすまで、すべて自分自身の手でやらねばなりませぬ。
まぁ、それが楽しいんですけどね(笑)
火遊びサイコー!
燃料の薪は周辺の山林で拾ってもヨシ(無料です)
焚きつけは乾燥した落ち葉や松ぼっくり、広場の草刈りで出た藁束でもOK。
仕事の疲れが溜まっていて動きたくないので(ぇー)
今回も買ってきた薪を使いました。
水を張って薪に点火。
釜の火が安定したところで牧場内を散歩。
沸くまで待っていると小一時間かかるので・・・
山羊小屋の山羊さん。
羊さんも一緒に暮らしていますが、山羊さんのほうが強気です。
子牛のお家には最近生まれたジャージー牛の子供たちが・・・
暑くてグッタリしています(汗)
人懐っこい子が多いので、怖がらせない様にしゃがんで(体を低く小さく見せる)そっと近づいてあげると逃げません。
近づいてきたら首筋や喉をやさしく撫でてあげると喜びます。
大きさは中型犬から大型犬くらいなので、小さいお子さんでも怖くはないはず。
注意点は、まだ内臓が未発達なので「青い草」は食べさせないでください。
消化が出来ずお腹を壊して下痢になります。
こちらは一人部屋を卒業して集団生活を始めた子牛たち。
やはり暑くてみんなグッタリ。
もうちょっと涼しければ元気に動き回るんですけどね。
こちらは出産を控えたお母さん牛。
妊娠していてお腹がパンパンです。
運が良ければ(悪ければ?)出産に立ち会えるかも。
土日祝日にはイベントも多数行っています。
乳しぼり体験の牛はベテランのおばあちゃん、失礼・・・肝っ玉の据わったお母ちゃん牛が務める事が多いので、小さいお子さんがベタベタ触りまくっても平気です。
まぁ、ホルスタイン牛より小柄とはいえジャージー牛もけっこう大きいですからね。
私は子供のころから道産子を飼っている爺ちゃんの家や、乳牛を飼っている従弟の家に遊びに行っていたので怖くはありませんでしたが。
爺ちゃんの道産子は優しくてお利口さんだったなぁ・・・(遠い目)
午後一時からは牧場内の道路でジャージー牛の行進を見られますよ。
放牧地から集められた牛たちが搾乳のためミルクパーラーまで歩いていきます。
ちなみに、キャンプ中は牛の行進を見る機会が増えます。
早朝に一回(放牧地から来る)
その後に(放牧地へ帰る)
午後一時(放牧地から来る)
夕方に最終便(放牧地へ帰る)
午前と午後に、合わせて二往復しますよ。
ミルクパーラー(搾乳室)の裏に回ると搾乳前の牛たちに会えます。
器用に舌👅を使って水を飲む子。
ワイルドに音を出して水を吸い上げる子もいて、牛たちにも個性を感じます。
一通り見回ったので一旦帰りましょう。
てか、暑くてバテたわ(´・ω・`)ショボーン
五右衛門風呂はまだ沸いてないけど、全身が汗でベタベタするんで待ちきれなくて水風呂にドボン!
水風呂からだんだん熱湯になって、のぼせるまでがセット(笑)
水分補給は売店で買った飲むジャージー牛乳ヨーグルト。
発汗で失われるミネラル補給に効果的です(美味い)
まだ日は高いけれど、のぼせたので蚊帳に引き篭もって昼寝。
でも、この場所は西日が差し込んで意外に暑い(自爆)
いい感じに日が暮れてきました。
涼しくなってきて体力も多少復活してきた。
周囲を山に囲まれているので、日の入りは早いです。
暗くなる前に一仕事済ませます。
ランプのガラス火屋掃除と燃料(灯油)補給。
今回もケロシンランプてんこ盛りに持ってきました。
灯油をがんがん燃やして狸も熊も寄せ付けない作戦。
日曜日の黄昏時はFMラジオで極めて平均的なサラリーマンのドラマを聞くのです。
ソロキャンプにはラジオは必須ですね。
文庫本(電子書籍)でもOK📚
スマホでゲームもいいけど、基本的に家でも出来ることはやらない主義です。
キャンプ中は、いかに無駄(に見える)時間を過ごすかが大事。
普段と違うことをやりましょうよ?
まったり焚火をしながら夜を待ちます。
晩飯食うの忘れてる(汗)
もう真っ暗じゃん・・・
やってる事は雑ですが、赤城牛と茄子で焼肉。
このお肉美味いな。
バーベキュー用にジャージー牛肉を売ってくれないかな・・・
ソーセージとか焼売は売ってるんだけどね。
物見山に日が沈んで月が見えてきました。
この風景が好きです。
ランプに点灯。
灯油ランプだって十分明るいんですよ。
実家の母へ定期連絡の電話の後、神津牧場のK職員さんが来訪。
ほぼ一年ぶりの再会ですね。
ここでキャンプを始めたころは完ソロか仲間と貸し切り状態がほとんどだったけど、いつの間にかお客さんが増えて居ずらくなったんですよね。
思えば「うしキャンプ」なんてのも、神津牧場でのキャンプから思いついた言葉なんですが。
ところで、今日は(今日も?)タープ泊です。
コールマンのベッドに蚊帳を載せて寝床にします。
駄菓子菓子!
ここ神津牧場は標高1100mの高原です。
夜になってから気温の下がり方がヤバイっす。
寒い・・・
寒すぎる・・・
いや、寝袋も上着もあるから暖かくしようと思えばどうとでも出来るけれど。
昼寝中にかいた汗で寝袋がびちょびちょに濡れてるのが敗因かと・・・
体を温めるなら、やっぱり風呂だよね(てへぺろ)
飲むヨーグルトをお供に五右衛門風呂(幸せ)
翌朝(月曜日)
今日は夜勤なのでとっとと帰って出社の準備っす。
夕方には帰って仮眠とってから出勤ですよ。
もう一泊したいなぁ・・・
やっぱり二泊しないと体が休まらないんだよなぁ。
朝食は豚肉と玉子の味噌汁。
今は溶き卵がマイブーム(死語)
そして安定の焼き餃子。
さらに昆虫食(嘘です)
ちゃんと逃がしましたよ?
食べませんよ?
そうこうしているうちに暑くなってきました。
さっさと撤収しましょう。
昼飯は残り物の消化です。
羽根つき餃子に目玉焼き。
朝食の残りの味噌汁。
食事が終わったら完全撤収。
そして疲れたのでちょっとお昼寝。
木陰に入ると気持ちよくて何時までも昼寝できちゃう。
などと言ってられんので、気合入れて食堂へ・・・
夏季限定のブルーベリーサンデー!
他にもチョコレートサンデーやソフトクリームもありますよ。
神津牧場産の濃厚なジャージー牛乳で作ったアイス。
神津牧場に来てこれを食べないのは損ですよ。
食べないと一生後悔しますし、未練が残って成仏も出来ませんよ?
注意:あくまでも個人の感想です。
今回は これにて終了ですが・・・
普段なら神津牧場の帰りに必ず寄る場所が「八千代温泉芹の湯」です。
秘湯感満点のお風呂でお勧めですよ。
最近(7月から?)値上がりしましたが。
帰りに上信越道を使うなら「ららん藤岡」で食事とお土産を買って帰ります。
ガトーフェスタ ハラダのラスク。
肉の駅のコロッケバーガーとお惣菜。
大勝園のカツカレーがお薦め。
まぁ、今回はお仕事が待っているので完全スルーですがね(´・ω・`)ショボーン
そのうち二泊してリベンジするよ?
たぶん・・・