今年は今日を入れて残り3日となりました。いろいろな出来事があった中で特に

印象に残る事を振り返ってみようと思います。

 

 コロナが終息していろいろな制限が解除されて、ほぼ元通りの日常が戻って来ま

した。そうすると忘れがちなのが、数々のコロナ対策の検証です。

 例えば、ワクチンを打っていない人への不当な圧力。例えば、費用は税金なのに

接種した人だけを対象にした旅行支援の不公平さ。飲食店の休業補償も不公平。

政府の方針や「専門家」の意見をただそのまま伝えるだけだったマスコミへの不信。

 今後再び何かの疫病が流行した時に同じ失敗を繰り返さないために、問題点を

きちんと分析・検証する事は絶対に必要だと思います。現状は喉元過ぎれば何と

やらで済まされている気がしてなりません。

 

 コロナ前から大きな問題だったオーバーツーリズム。コロナ禍で混雑が途絶えた

のはある意味チャンスだったのに何も対策をせずに、コロナが終われば再び人混みに

翻弄される観光地。京都ではバスの1日券が廃止されました。1日券は外国人観光客

のみならず日本人、近県や地元の人も利用していたのに。オーバーツーリズムの

弊害です。京都に限らず、浅草も箱根もまるで外国の様になってしまいました。私は

人混みが苦手なので心底うんざりします。

 

 外国人は料金を2倍にすればいいといった意見も目にしますが、私はこれには

賛成できません。私自身過去に5回海外旅行をしたことがあります。今は円安や

物価高でとてもそんな余裕はないけれど、いつかまた海外旅行をしたい気持ちが

無いわけではありません。やはり行った先で外国人という理由で割高になればいい

気持ちがしません。何かいい方法は無いものかと思います。

 

 岸田政権は増税と言ったり減税と言ったり何を考えているのか分かりません。

子供優遇政策ばかりでうんざりしています。少子化に真剣に向き合うなら、今いる

子供の支援よりも、自分一人が生きるのに精一杯でとても結婚など考えられない

ワーキングプアの生活の底上げをした方が効果があるのではと思います。その

他に、大阪万博やマイナ保険証の押し付けも。

 年末になりパーティー裏金疑惑で盛り上がっていますが、世論調査を見ると

いまだに2割前後が自民党・岸田政権を支持している現実が信じられない思いです。

せっかく選挙権がある国に生きているのだから、良く考えて必ず投票しましょう。

 

 いろいろと不満が溜まっているので、少々硬い内容になってしまいました。

とはいえ今年は久しぶりの夜行列車で四国まで行く事が出来て、幸い好天にも

恵まれて、その点は満足しています。

 来年が、災害が少なく平和でもうすこし生きやすい1年になれば、そして楽しい

出来事がありますように、と思います。

 

今年一年、拙文をお読み頂き有難うございました。それでは良いお年を。