あけましておめでとうございます。
子どもたちにとって素敵な1年になりますように。
そして私たち親も、心穏やかに過ごせたら。

慌しい年末年始でした。
12月27日(金)、息子は、プレからの帰宅後、発熱。
その日に近所の小児科へ。
喉が真っ赤ということで、溶連菌の検査をしましたが陰性。
風邪薬を処方していただきました。

しかし、それから元日の今日まで、熱は上がったり下がったり。
咳はどんどん酷くなり、クループ状態。
咳のし過ぎで、毎晩嘔吐。
そしてとうとう一昨日からは目やにが溢れて、朝は目が開かず、目も真っ赤に充血。

もしかしてアデノウイルス?それとも麻疹??
調べたら、麻疹は予防接種しても5%程度、免疫がつかない人がいるのだとか。
発症した場合の合併症の確率が30%というし、なんだかどんどん不安になってしまいました。

なにせ予防接種後にITPを発症しているだけに、ナーバスになってしまいました。

そして元日の今日、お昼寝から起きたら、また咳で嘔吐。
嘔吐物は、(汚い話でごめんなさい!)痰というか膿の塊みたい。しかも血が混じってる。。

悩んだ結果、地区の休日診療所ではなく、ITPでかかっている病院の救急外来に行くことにしました。

休日は若い先生しかいらっしゃらないけど、キチンと検査はしてもらえる!
お正月早々憂鬱でしたが、もしもを考え、入院準備をして病院へ。

状況を医師にお話しし、点状出血は少なめだけど、念のため採血をすることに。
もし低ければ主治医に指示を仰ぐとのことでした。

43回目の採血。結果はPLT 17.6!!
もちろん、息子にとって、ITP発症後の最高記録です。
思わず、「やったよ~」と息子を抱きしめてしまいました。

新年早々ぐったりな1日でしたが、この結果に疲れが吹き飛びました。

他の症状については、「何かの感染症に罹っているのでしょう。」とのことで、風邪薬ももらえず。
そうなんです。この病院は重篤なお子さんがかかる場所。
風邪薬は対処療法でしかないし、熱や咳も無理に止めてはいけない。

ただの風邪だったようなので、救急外来などに来てしまい申し訳ない気持ちでしたが、でもでもこの記録を残せたことに母は大満足でした。

わかってはいるのです。
先週は、手首を握っただけでびっくりするくらいの点状出血。
いつもは、感染症に罹ったタイミングでは血小板は激減する。
そしてだんだんといい状態になっていく。

でも今回はきっと、あまりに酷い感染で?抗体が血小板を攻撃できないくらいだったんじゃないかと。
だからまた元気になればきっと血小板は下がっちゃうのかな。

それでも、こういったほぼ正常な値が出たということは、とてもとても励みになります。
こういうことを繰り返して、免疫が鍛えられて、きっときっと良くなるはず。

この数値は、お年玉をもらった気分。
今年もこの病気との共存、がんばります。