今日で約半年飲み続けていたステロイドの服用が終了しました。
血小板の数値が安定したからではなく、残念ながら息子の場合は効果が少なかったからですが。。
効果がほとんどないのに強い副作用のある薬を飲んでいることがとてもストレスだったので、今朝飲み終わったとき、本当にほっとしました。

もしお子さんがこの病気に罹り、不安に思っていらっしゃる方に少しでも参考になるように、ステロイドについて医師から説明を受けたことの記録です。
(素人の私の解釈ですので、間違いがあるかも)

薬の効果
・血小板に対する自己抗体の産生を抑える
・抗血小板抗体を結合した血小板を食べてくれる

薬の効果が出るまで、3日~5日はかかる。

主な副作用
・感染リスクが上がる
・太る(顔、お腹)※服用期間が1ヶ月以内ならでない。また服用を止めれば戻る。
・色黒、毛深くなる※服用を止めれば戻る。
・気分の浮き沈みが出る
・血圧が上がることがある(子どもはまれ)
・糖尿(子どもはまれ)
・胃が悪くなることがある(子どもはまれ)
・(長期間服用すれば)成長への影響

副作用は期間と量による。
小児ITPで、ステロイドを服用する子どもの3分の2は短期の使用で済んでいる。
(うちの場合は、この3分の2には入りませんでした。)



うちの場合は、効果も少なかった分、目に見える副作用は殆どありませんでした。
気をつけていたせいか、風邪もほとんどひかず、特に太ることもありませんでした。
ただ、穏やかな性格の息子が少し情緒不安定というか泣いて手がつけられなくなるようなことがありました。

服用を開始して約5ヶ月の時点で、身長は2.7cm、体重は0.5kgの増加でした。

効果と副作用が比例するとは限らないかと思いますが、効果も副作用も子どもによって異なるんだと思います。