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はるかぜのきみ通信

地域おこしの足跡、ボケ防止のためのブログです。コメント募集中。(時々知り合いに会うと「読んだよ」とは言ってもらえますが・・・)

 昨日、8月30日、半年くらい前から準備をすすめてきた「後山の棚田米」の袋詰め作業が始まりました。

 そもそも、農協が引き取る米の価格が安すぎる(玄米30㎏袋で6000円前後?)ため、苗代、肥料代、消毒代、機械代などの生産コストを賄うことができず、さらに、労働賃などをカバーすることなどもってのほか。そこで、東粟倉地域棚田振興協議会が主体となって、精米5㎏の商品を地元で仕上げて2500円程度で売ることができるようにしたいというのが今回の企画。

 8月下旬には、稲刈りが始まるというのに、いろいろな事情があって、精米機、色選別機などの機械を動かすための電気(300ワット)が通じたのが、8月30日。待ちに待ったことが始まったという訳です。

 こちらは、〇タケの精米機。米屋レベルの精米ができます。

 
 こちらは、色選別機と重量計、袋シーラー(熱で封をする)。地元のみまチャンネルも取材に来ていました。

 
 こちらは、重量計。手で測って袋に入れると、米数粒で数グラム変わるのでこれがなかなかの手間。機械計量だと、正確で速い。正味5㎏ですが、袋などの重さ0.22gを入れて5.32㎏に設定。中身が5.1㎏になります。

 
 5㎏詰めの精米が次々に積みあがっていきます。これが、天満屋で開催されている「みまさかマルシェ」で出品されます。あきたこまちですが、このところの米不足?で3000円(税込み3240円)で、なかなかの売れ行きなようです。9月10日までです。
 明日は、私も生産者として天満屋の地価売り場で法被を着てセールのまねごとをする予定です。