Google広告では拡張テキスト広告と別で、レスポンシブ広告の設定がある。
まだベータ版で、これから更なる改良が見込まれるが、大幅な広告の改善につながるため、
積極的に利用するのが望ましい。
〇レスポンシブ広告とは
レスポンシブ広告のメリットは、広告の最適化を自動でやってくれること。
拡張テキスト広告では、ABテストを手動で行う必要があったが、
レスポンシブ広告は、自動で最適な広告文の組み合わせを作成してくれるため
効率的に最適な広告の配信ができるようになる。
〇レスポンシブ広告のルール
レスポンシブ広告を設定する際にはいくつかルールがある
・見出しは3個以上(最大15個)
・広告文は2個以上(最大5個)
・似た内容の見出しを2つ以上設定するのはNG
似た見出しを設定すると、ABテストが正常にできないという判断から
Google側で非承認となってしまう可能性がある。
そのため、見出しの設定は必ずバラバラの内容にする。
〇ピン留め機能
個々に設定した見出しのうち、何番目に表示したいかが決まっている場合は
ピン留め機能を使う。
たとえば、A・B・C・Dという見出しがあった場合に、
AとCは1番目に表示したいなら、この2つを「1」としてピン留めする。
ただし、ピン留め機能を使うと組み合わせの数が大幅に減ってしまうため
Googleではあまり推奨していない。
現時点では広告の組み合わせごとにCV率などが見られないが、
今後は実装される可能性も高い。