あらゆる状況の中で、人の思いを感じる時
ほとんどは眼(なまこ)で確認ができます。

しかし、ただ1つだけ目で確認できないことがあります。
それは『声』です。人間の言葉だけは目で確認ができません。

子ども達を励ます方法に『言葉』を発したり
『声』を出し続けなくてはなりません。
そして『対話』を続けていくことが必要です。

子ども達を『賛嘆』していくことは大切なことです。
『家のこどもなんて・・・』という親御さんの口からは
『家の子に限って・・・』という言葉も出ます。
同じ口から出る言葉でも、かなり重さが違います。

病気などで声が出せない場合もあるでしょうし
何を言っているのかわからない弱々しい声もあることでしょう
しかし『心の声』は発しているわけですから、周りの大人達は聞くという姿勢を怠ってはいけないと思います。

大変な時ほど、人を励ましていくことが必要です。
励ますという字は万の力(ちから)と書きます。
励まされて、どれだけの人が地より這い上がってきたことでしょうか?

いま、貴方のそばにいる小さな命の輝きに、貴方の言葉で励ましてほしいと思います。